企業研究所
『現代企業の支配とネットワーク―日本とアメリカ―』
11 『現代企業の支配とネットワーク―日本とアメリカ―』
(高田太久吉/ベス・ミンツ/マイケル・シュワーツ編著1996年3月刊、397ページ、 定価 3,045円)
第1部 | 現代日本企業の支配・メインバンク制度・ネットワーク | |
第1章 | 「従業員支配企業論」の検討 | 村田 稔 |
第2章 | 戦後日本の企業と銀行―メインバンクを中心として― | 鈴木 健 |
第3章 | メインバンク制に関する一考察 ―産業政策とコーポレートガバナンスの観点から― |
鹿児嶋 治利 |
第4章 | 企業集団的結合の構造と展開 | 工藤 昌宏 |
第5章 | わが国における金融の自由化と金融資本の再編成 | 建部 正義 |
第6章 | 大企業と大手金融機関の多面的関係―日・米比較― | 松井 和夫 |
第2部 | 現代アメリカ企業の支配・資本形成・ネットワーク | |
第7章 | 銀行ヘゲモニーの作用と企業厚生―貯蓄貸付組合(S&Ls)の救済― | デイビッタ S.グラスバーグ ダン スキドモア |
第8章 | 銀行融資と企業取締役の派遣―経営資源フローと企業間ネットワークの関連― | マーク S.ミズルキ シンーカプ ハン グェンドリン A.ドーディック |
第9章 | 金融資本と不均等発展―銀行資本と1980年代乗っ取り防止立法― | ゲーリー P.グリーン |
第10章 | 1960年代アメリカにおける企業買収の対象―権力構造と政治的文化的要因― | ドナルド パーマー ブラッド M.バーバー |
第11章 | 私的資本形成と公的資本形成の関連―アメリカにおけるヘルスケア制度の発展によせて― | ベス ミンツ マイケル シュワーツ |
第12章 | アメリカ銀行業の階層的構造と銀行間取引―コルレス関係を基礎とする資金集中メカニズム― | 高田 太久吉 |
補論 | 1930年代アメリカの資本集中についての覚え書き | 呉 天降 |