経理研究所
2024年度 合格体験談
図師 大智
商学部経営学科 3年
山梨県立甲府東高等学校卒
揺るがない決意を胸に
私は高校3年生の秋、公認会計士を目指すために、中央大学に進学するという決断をしました。それまで志望していた道とは大きく異なる選択だったため、当時の担任の先生からは猛反対されました。自分の決断が正しいのかどうか悩み、葛藤する日々が続いたのを鮮明に覚えています。中央大学に進学し、公認会計士試験に挑戦する日々が始まりましたが、その道のりは決して平坦ではなく、不安で押しつぶされそうなことが何度もありました。そんなときに支えてくれたのは、周囲の方々の存在でした。ずっと信じて応援してくれた両親、毎日のように親身になって相談に乗ってくれた先輩をはじめ、多くの方の助けがあったからこそ、最後までやり抜くことができました。
自分で決断した選択に挑み続け、多くの人に支えられて合格までたどり着けたことを誇りに思います。
吉田 琴海
経済学部経済学科 3年
中央国際高等学校卒
“きっと受かる” 感覚をつかむまで
大学1年生の4月から簿記の勉強を始めました。大学入学時は、公認会計士の資格を取るか悩んでいた上に、最後までやり遂げられるか不安でした。2年生の6月の日商簿記1級は勉強不足で不合格でしたが、1級の勉強をする中で芽生えた「大学3年生で会計士に合格したい」という思いから、勉強時間を増やし3年生で論文式試験に合格することができました。
短答式試験の前は、勉強が間に合うかわからず、不安を抱えながら勉強していました。不安を抱えて勉強していた期間は、モチベーションの維持もメンタルも厳しいと感じることが多々ありました。その反省を活かして論文式試験は余裕を持って合格するために、休みの日に13時間勉強したり、バイトも遊びもほぼ行かずに勉強したりしていました。論文式の勉強中は、きっと合格できる、という感覚が芽生え始めていたため、勉強時や問題を解く時に楽しさを感じることもありました。
きっと受かるという感覚や、自信を持って勉強、試験に臨める状況を作ることが合格のためには大切だと感じます。また、合格後に得られる達成感や、将来の選択肢は莫大であり、非常に価値のある資格であると感じています。ぜひ前向きに精一杯勉強してみてください。
今木 亜弥
商学部会計学科 3年
岐阜県立岐阜商業高等学校卒
謙虚な努力が自信を生む
私は商業高校出身で、高校生のときに日商簿記検定1級を取得し、中央大学に入学しました。そして、大学2年の12月に短答式試験、3年の8月に論文式試験に合格しました。
私が合格するために大切だと思うことは、本試験で自信をもって問題と向き合うことができる状態にすることです。私自身、不安な気持ちで臨んだ本試験は不合格となり、不安な気持ちを持ちつつも、「ここまで勉強してきた自分ならできる」と最後は自信を持つことができた本試験では合格することができました。そして、本試験当日に自分に自信を持つことができる状態にするためには、そこまでの学習で、自分に謙虚に取り組む必要があると思います。日々の学習では、謙虚に取り組むことを大事にし、本試験当日はそれまでの自分を信じて問題と向き合うことが大切だと思います。
脇坂 涼
商学部会計学科 2年
富山県立富山商業高等学校卒
信じ切ることの出来ない「私」を信じて
私が伝えたいことは二つあります。
一つ目は、絶対に公認会計士試験に合格したいという思いを持って勉強することです。公認会計士試験に合格するまでには長い年月を要し、多くの時間を勉強に充て、様々なものを犠牲にすることになります。試験勉強を続けていると隣の芝生が青く見えることがあるでしょう。それでも試験勉強を続ける理由、絶対に公認会計士になりたいと思う理由が自分の中にあってこそ最後まで諦めずやり遂げることができると思います。公認会計士になりたいと思った理由を忘れずに勉強をして欲しいなと思います。
二つ目は、未来の自分を作るのは今の自分だということです。試験当日に多くの受験生の中から合格するのは自分だと自信を持って言えるか、合格発表日に自分が喜んでいるのか、泣いているのかを決めるのは今の自分です。合格発表日に自分の受験番号がなかった時に味わう、自分の努力・存在が否定されたような感情はとても辛いものです。未来の自分のために、今の自分が頑張ってあげてください。

