経理研究所

2023年度 合格体験談

青木 咲和香
文学部人文社会学科 4年
東京都立日野台高等学校卒

新型コロナウイルスの影響で大学1年次の授業がほぼオンラインとなり、自身の将来について見つめ直した事がきっかけで公認会計士を志しました。

大学2年次にアルバイトを辞め同時期に上級コースに入ったのですが、最初は周りと明確な差があり落ち込む事も多かったです。しかしスタッフや専任講師の手厚いサポートもあり、論点を深く理解する事ができ、成績を上げ合格する事ができました。

この試験を合格する1番の秘訣は、「答練は必ず受ける」「◯時までに自習室に行く」など自分の出来る範囲で習慣化する事だと考えます。合格する為にもちろん気持ちも大事だとは思いますが、やる気によって勉強時間が左右されるのはあまり思わしくありません。特別な勉強法など要らず、やるべき事を淡々とこなす事が本番でも裏切らない力となると、この試験を通じて実感しました。

経理研究所は学内にスクールがある事から勉強時間を確保しやすく、学部の勉強と両立する事ができます。少しでも簿記や会計に興味をもった方は、学部を問わずぜひ経理研究所の門戸を叩いてみて下さい。

 
石井 雄大
経済学部経済情報システム学科 3年
埼玉県立上尾高等学校卒

私は、高校3年で日商簿記検定1級、大学2年の12月に短答式試験、3年の8月に論文式試験に合格しました。

私が試験勉強において重要であると感じたことは、学習意欲を維持することです。公認会計士試験は試験自体の頻度が少なく、学習範囲が広いため、必然的に長期戦となります。そのため、学習が思うように進まない時、模擬試験や答練で行き詰った時に、学習意欲を維持する必要がありました。私の場合は、サークルに所属し、バドミントンや友人との交流を通じてリフレッシュしていました。また、経理研究所には、同じ目標に向かって競い合い、助け合える仲間ができるという特徴があり、この点も学習意欲の維持に資する重要な要素であったと感じています。

さらに、経理研究所のカリキュラムは、会計学を重視して構成されています。試験科目には会計学以外の科目もありますが、公認会計士を目指すからには会計の専門性を徹底的に高めるべきであるとの理念が根底にあるためです。複雑かつ膨大な試験勉強に挫けそうな時もありましたが、振り返ってみれば経理研究所の環境、カリキュラムで学習できたことを嬉しく思います。

 
石川 颯馬
経済学部経済情報システム学科 4年
大阪市立追手門学院高等学校卒

大学入学と同時に簿記の学習を始め、大学2年次の夏に将来を考えた際、専門性をもって働くことを志し、公認会計士を目指すことを決意しました。そして、大学3年次の12月に短答式、大学4年次の8月に論文式に合格しました。

率直に現在思うことは、公認会計士試験の中で悔しい思いやつらい経験があり、時には心が折れそうになることもありました。しかし、あきらめなくて本当に良かったと感じています。特につらかったのは3年次の5月の短答式試験での不合格でした。一緒に勉強していた友人は合格し、私だけが落ちてしまいました。当時は情けなさと悔しさでいっぱいでしたが、今振り返るとその経験が自分自身と真剣に向き合う契機となり、少しばかり成長できた良い経験であったと感じます。こうした成長を遂げられたのも、多くの人々からの支えがあったからこそです。今後は自分が支える側となり、社会で貢献していくことが、支えていただいた方への恩返しとなると考えております。

最後になりますが、受験時代を支えていただいたすべての皆様に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 
石原 瑛史
商学部会計学科 3年
中央大学杉並高等学校卒

大学に入学し、本格的に公認会計士の勉強を開始した私は、当初レギュラーコースに所属しており、図書館などで友人と勉強していましたが、能力が身につかず、覚悟を決めて1年生の秋に上級コースに入りました。

上級コースでは、継続して指導してくださるスタッフと共に、試験合格までの道筋を俯瞰しながら着実に力をつけ、サークル活動などと両立させながら、大きな挫折を味わうことなく、計画通り順調に合格を勝ち取ることができました。合格者スタッフの意見を参考にしながら、常に自分に適した勉強スタイルを求め続けたおかげだと確信しています。

また、上級コースには同じ目標に向けて頑張る仲間が近くにいます。先輩や自分より進度の早い人から刺激を受けつつ、ライバルと切磋琢磨する貴重な体験ができました。

公認会計士試験の勉強は決して孤独なものではなく、間違った努力をしなければ確実に合格できる資格です。ぜひ、中央大学経理研究所、そして上級コースに挑戦してみてください!!

 
佐藤 愛優
商学部会計学科 4年
東京都立八王子東高等学校卒

私は簿記2級まで取得した状態で、大学3年の6月に経理研究所の上級コースに入り、公認会計士試験の学習を本格的に開始しました。周りと比べスタートが遅くなってしまいましたが、1年卒業延期をして、2回目の論文式試験で合格することができました。

私が受験時代に意識していたことは結果にこだわるということです。賛否両論あると思いますが、私は答練や模試の結果に一喜一憂することは決して悪いことではないと思います。受験生活は長期に渡るため、先が見えなくなり、モチベーションを保つことが難しくなるタイミングが多くの人には来ると思います。そんなときに、目の前の答練や模試に対して、日々の学習から手を抜かず、その結果に対して言い訳ができないように準備をしてから取り組むことを心掛けていました。それでも悪い結果であれば現実を受け入れ、時には傷つくという経験が、受験生活において、自分自身の成長に大きく繋がったと感じます。

最後になりますが、私が不自由なく受験生活を送ることができたのは、経理研究所の講師の先生をはじめスタッフの皆さん、家族、受験生活を支えてくださった全ての方々のおかげです。本当にありがとうございました。

 
水越 美蘭
商学部会計学科 2年
栃木県立宇都宮商業高等学校卒

私は、会計士試験に合格する上で、切磋琢磨できる仲間がいることと、合格に対する意識を高めることが大切だと感じます。

会計士試験は長期戦なので、どうしてもモチベーションが上がらない時がありますが、仲間が頑張っている姿を見ると、私も頑張ろうと思うことができました。問題の解き方に関しても、自分とは違うアプローチなどを知ることができ、より深い理解に繋げることができました。経理研究所で会計士試験合格という同じ目標を持つ仲間と共に研鑽することで、刺激を受け、私にとって大変プラスになりました。

また、合格に対する意識を高めることとは、日々の学習の中で達成する水準を引き上げていくということです。合格するためには、解答を出せるだけではなく、深くまで理解し、その問題から得られることは全て吸収する必要があります。少しでも多くのことを自分の知識にしようと意識して学習することで、点数が安定するようになりました。

最後に、私は会計士試験を通して、会計の知識だけではなく多くを学ぶことができました。それは、このような恵まれた環境下において、多くの方々の支えがあったからこそだと感じています。本当にありがとうございました。

 
田中 雅
商学部会計学科 3年
山梨県立吉田高等学校卒

私が公認会計士を目指したきっかけは、高校生の進路決定時、新型コロナウイルスの感染が拡大し将来に不安を感じ何か資格を取るべきであると思い、そこで見つけたのが公認会計士という職業でした。大学に入学するまで一度も簿記の学習をしたことがなく、大学進学から簿記3級を学び始めました。公認会計士試験に合格するためには、自分を信じることや努力し続け、諦めないことが大切であると思います。

試験勉強期間、このままで合格できるのだろうかといつも感じていました。今学習している時間は無駄になってしまうのではないかと思うこともあり、どんなに学習時間を伸ばしても成績がなかなか上がらないこともありました。そんな時、私はいつも自分ならできると自分を信じ毎日学習し続けました。公認会計士試験に合格することは決して簡単なことではないと思いますが、努力すれば必ず合格を勝ち取れます。

最後に、支えてくださった講師の先生方、スタッフの皆様、家族、友人、そして、同じ目標を持つ仲間たちと経理研究所という恵まれた環境下で学習できたことに感謝しています。本当にありがとうございました。

 
中園 大心
商学部会計学科 2年
多摩大学附属聖ヶ丘高校卒

 私は大学1年生の11月に簿記1級に合格し、大学2年生の5月短答式試験、そして、同年8月の論文式試験に合格することができました。この様に各試験に順当に合格することが出来たのは、講師の先生方や学生スタッフ、事務の職員の皆様、家族や友人等多くの人の支えがあったからであると思います。中でも、学生スタッフの存在は本当に大きかったと思います。私はよく学生スタッフのいる事務室に行って、学習相談に乗ってもらったり、個別の論点について教えてもらったりしていました。学生スタッフと会話をする中で、合格者の勉強に対する意識や論点の理解の仕方を身につけることが出来たと感じています。合格者であるスタッフや多くの合格者を知る講師の方々とお話しすることが、合格への近道だと思います。

公認会計士試験は、合格までに多くの勉強時間を要します。たくさん勉強する中で、成績が伸びずに辛く感じることや勉強そのものがしんどくなることもあるかと思います。その様な時には講師や学生スタッフに是非相談してください。きっと的確なアドバイスや何らかのヒントを得ることができると思います。 最後になりましたが、関係者の皆様本当にありがとうございました。

 
野田 乃希
法学部法律学科 4年
中央大学附属横浜高等学校卒

私の合格までの道のりは、大学入学と同時に経理研で簿記3級から死に物狂いで勉強を始め、2年生の頃の論文式試験で企業法の足切りで落ちた後に、3年の頃は願書提出を忘れて、4年生で合格しました。

文章ではメンタル面の話は心に刺さりにくいので、私が試験勉強を通して重要だと思った勉強に対する取り組み方を以下で述べます。

最も重要だと思ったことは、「自分に限界を決めないこと」です。私は早寝早起きができない、僕は管理計算のセンスがない、俺は要領がいいタイプじゃないからあの人のアドバイスは参考にならない、食事中や満員電車・風呂では勉強できない、、、全て言い訳です。自分がうまくいっていないことを正当化しているにすぎません。もし自分の能力がほかの人より劣っていたとしても、それは少しの差でしかなく、本物の努力をすればいくらでも逆転できます。目の色を変えて本気で勉強してみてください。そうすれば、自分だけにしか見えない景色が見えます。それで勝ち取った合格には、ただの資格取得を超えた本物の価値があります。自分の能力を信じて、限界を決めずに努力してみてください。その経験は人生の糧となるはずです。皆さんの成功を応援しています。

 
山田 彩乃
商学部会計学科 2年
岐阜県立岐阜商業高等学校卒

私は、高校生の時から簿記の学習を始め日商簿記1級を取得した状態で大学に入学しました。それから、経理研究所に入って大学の授業を除いたほぼ全ての時間を会計士試験の勉強にそそぎました。その中で、私は目的意識を持って学習に取り組むことが大切だと思いました。具体的には、その時間を無駄にしないために、自分に今何が必要で、この時間内に何ができるか、常にそれをイメージしながら生活していました。

また、答練の結果で一喜一憂せずモチベーションが低くても、必ず机に向かい勉強を続けました。勉強を辞めたいと思うくらい辛いことは会計士試験を受験する過程で山ほどありますが、会計士になりたいという強い気持ちを持ち続け、答練を毎回受ける等の当たり前のことさえやり続ければ、誰にでも乗り越えられます。

私はモチベーションを保つために、過去の合格した先輩方の中で目標の人を決めて、そこ向かって一心に勉強していました。最後に、私に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
山田 穂波
商学部会計学科 2年
山形県立米沢興譲館高等学校卒

 私は普通科高校の出身であるため、大学入学と同時に簿記を始めました。私が公認会計士に合格することができたのは、多くの方々の支えがあったからだと思っています。共に勉強する友人や悩みを聞いてくださる講師・学生スタッフなど、中央大学経理研究所は公認会計士を目指すにあたってとても環境が整っていると思います。

公認会計士試験に合格するために大切なことは絶対に合格するという強い意志だと思います。試験勉強は長く、なかなか成果が出ないこともあり自信をなくしてしまうことがあると思います。しかし、できることから一つずつこなしていき、合格したいという気持ちを持って日々努力を惜しまないことがいい結果につながると思います。先が見えないと感じることもありましたが、頑張って良かったと心から思います。

最後に、公認会計士試験に専念させてくれた家族、共に勉強してきた友人、支えてくださった経理研究所講師、学生スタッフの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 
吉田 和樹
商学部会計学科 3年
福井県立福井商業高等学校卒

私は元々税理士になることを目指していました。しかし、進路を決める際に経理研究所では大学に通いながら税理士よりも大きな企業を相手に仕事ができる公認会計士の試験の現役合格を目指せることを知り、目標を切り替え、入学と同時に公認会計士試験合格に向けて簿記1級から勉強を始めました。

私が思う勉強において大切なことは絶対にブレない自分の軸を持つことです。私はその軸として、絶対に合格するという強い気持ちを持っていました。受験は長期戦で、継続的な勉強が必要ですが、模試の点数が低かったり、仲間に負けたりして心が折れることが多くあります。しかし強い気持ちを保持していたことで何度も自分を励まして立ち直ることができました。加えて流されない自分を作ることができ仲間の学習状況に影響されることなく、今の自分がすべきことを的確に実施することができました。

公認会計士や簿記検定は受験時も含めたくさんの魅力があります。そして経理研究所は志の高い仲間が多く集まり、本気で競い合って励まし合い切磋琢磨できる最高の環境が整っています。是非、経理研究所で現役合格を目指してみてはいかがでしょうか。

最後になりますが、これまで支えてくださった講師の方々、スタッフの方々、事務員の方々、仲間そして家族に心から感謝申し上げます。

 
脇坂 涼
商学部会計学科 2年
富山県立富山商業高等学校卒

私が公認会計士試験合格という体験をもとに伝えたいことは二つあります。

一つ目は、絶対に公認会計士試験に合格したいという思いを持って勉強することです。公認会計士試験に合格するまでには長い年月を要し、多くの時間を勉強に充て、様々なものを犠牲にすることになります。試験勉強を続けていると隣の芝生が青く見えることがあるでしょう。それでも試験勉強を続ける理由、絶対に公認会計士になりたいと思う理由が自分の中にあってこそ最後まで諦めずやり遂げることができると思います。公認会計士になりたいと思った理由を忘れずに勉強をして欲しいなと思います。

二つ目は、未来の自分を作るのは今の自分だということです。これは一見当たり前と思えることですが、私はこのことを常日頃から意識して勉強していました。試験当日に多くの受験生の中から合格するのは自分だと自信を持って言えるか、合格発表日に自分が喜んでいるのか、泣いているのかを決めるのは今の自分です。合格発表日に自分の受験番号がなかった時に味わう自分の努力、存在が否定されたような感情はとても辛いものです。未来の自分のために、今の自分が頑張ってあげてください。