研究

理工学術院 教授 中村 太郎・助教 伊藤 文臣が日本機械学会賞(技術)を受賞、あわせて中村 教授が日本機械学会フェローに選出

本学理工学術院の中村 太郎 教授、および伊藤 文臣 助教が、「日本機械学会賞(技術)」を受賞しました。あわせて、中村教授は日本機械学会の「フェロー」に選出されました。

受賞および選出の詳細は下記の通りです。

 

○受賞・選出内容
日本機械学会賞(技術)
対象技術: 蠕動運動型管内検査ロボットの開発
受賞者: 中村 太郎(理工学部精密機械工学科・教授)、伊藤 文臣(理工学部精密機械工学科・助教)
日本機械学会フェロー
選出者: 中村 太郎(理工学部精密機械工学科・教授)
贈呈式: 2026年4月23日(木)


○本賞およびフェロー称号について

「日本機械学会賞(技術)」は、一般社団法人日本機械学会が、機械工業に関わる新技術・新製品の開発において独創性や社会的・経済的貢献度が顕著なものに対して授与する、国内の機械工学分野で極めて権威ある賞です。
また、「日本機械学会フェロー」は、機械工学および機械産業の発展に顕著な貢献をした会員に対し、その功績を称えて贈られる称号です。近年、その選出基準は厳格化されており、学会活動において指導的役割を果たし、国際的にも認められる優れた業績を挙げた者のみが認定される、名誉ある地位とされています。中村教授のこれまでの長年にわたる研究開発の成果と、機械工学分野への多大な貢献が評価されての選出となりました。


○コメント

中村 太郎 教授

 「このたびは、日本機械学会より栄誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。 本技術は、ミミズの蠕動運動に着想を得た管内検査ロボットの開発を基盤としており、2000年頃の基礎研究の開始以来、約四半世紀にわたり研究開発を継続してまいりました。その間、企業との共同研究や研究室の学生諸君との取り組みを通じて、独創的な移動機構と人工筋肉技術を発展させ、実用化へと結び付けることができました。 さらに、2017年に創業した中央大学発スタートアップである株式会社ソラリスにより、本技術はロバスト化・量産化が進み、半導体工場や社会インフラ分野への展開が始まっております。研究成果が実際の現場で活用され、社会課題の解決に貢献しつつあることを大変嬉しく感じております。」

 

伊藤 文臣 助教

 「このたびは、日本機械学会賞(技術)という大変名誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。本成果は研究と開発からなるチームとして取り組んできたものであり、関係する皆様とともに受賞できましたことを大変嬉しく思うとともに、これまでご支援・ご協力を賜りました皆様に心より感謝申し上げます。 本研究では、配管の中のような人が入りにくい場所を移動できるロボットの開発に取り組んでまいりました。特に、私はロボットが確実に進むための仕組みづくりや、効率よく移動する方法の工夫について研究面から理論の展開をしてまいりました。今後も、本技術をさらに発展させ、社会に役立つロボットの実現に向けて研究を進めていけましたら幸いです。」

 

詳細については、以下もご覧ください。

中央大学バイオメカトロニクス研究室

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2025年度日本機械学会フェロー選考経過報告 | 一般社団法人 日本機械学会