研究

文学部 山口真美教授:JST・CRDS・AMED共催「ジェンダード・イノベーション」ワークショップに有識者として参加

国家戦略策定に向けた有識者としての参画

文学部・山口真美教授は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)と日本医療研究開発機構(AMED)が共催した「科学技術未来戦略ワークショップ」に有識者として招聘されました。本ワークショップは次期国家戦略の柱となる「ジェンダード・イノベーション」の推進に向けた政策提言を目指すものであり、山口教授は心理学・認知科学の専門家として、日本の科学技術政策の指針策定に直接的に寄与しました。

 

心理学・認知科学の視点と「認識の歪み」の解明

山口教授は全2回のワークショップのうち第1回に登壇し、心理学・認知科学の視点から現状と課題の共有を行いました。山口教授の専門である「顔認知」や「ルッキズムの科学」における第一印象の形成や「認識の歪み(認知バイアス)」に関する知見は、ジェンダード・イノベーションの根底にある社会的・文化的性(Gender)の影響を特定する上で極めて重要です。人間が抱く性差へのバイアスが知覚にどう作用するかを解明することは、AIのアルゴリズムや人間工学設計における偏見を排除し、公平で革新的な技術開発を実現するための理論的基盤となります。