研究

研究開発機構 機構教授 鎌倉 稔成:第18回日本統計学会出版賞を受賞

研究開発機構 機構教授 鎌倉稔成が、日本統計学会より「第18回日本統計学会出版賞」を受賞しました。

【受賞情報】
「第18回日本統計学会出版賞」
書籍名:統計学One Point シリーズ(既刊28巻,直近5年刊行第18巻~第28巻)
編集委員長:鎌倉 稔成 氏(中央大学研究開発機構教授)
出版社:共立出版(共同受賞)
授賞理由
 「統計学One Pointシリーズ」は、統計学の個々の要素を構成する考え方や手法に焦点を当て、特に注目しておきたい概念や手法、またつまずきやすいポイントなどに要点を絞り、第一線で活躍している経験豊かな著者が、明快に解説していく書籍シリーズである。教科書などでは一節または一章分程度でしか扱われないテーマも、一冊の本として詳しく解説されており、周辺的な知識を習得し、深い理解を獲得できる。従って、基礎的な知識を習得したい学部生や大学院生、統計学のさまざまな応用分野で統計的分析を行う実務家、数理統計学の専門家をめざす大学院生や研究者らが、各々の目的と理由で気軽に手に取れる書籍シリーズとなっている。以上の理由により、統計学の知見を広く普及させるという社会的な貢献を果たしており、本シリーズは日本統計学会出版賞に相応しい。