研究

文学部教授 髙瀨 堅吉:トモイク株式会社との共同研究で「AI保育士」が母親の子育て疲労感を軽減することを明らかに

 文学部教授 髙瀨 堅吉は、トモイク株式会社との共同研究で、「AI保育士」が母親の子育て疲労感を軽減することを日本心理学会第88回大会にて発表しました。「AI保育士」は、2022年度中央大学クラスター形成支援に採択された研究テーマ「潜在保育士の活躍と母親の育児不安解消を目的とした『エビデンスに基づく育児支援環境』の構築」(研究代表者:髙瀨 堅吉)で開発した、信頼できる相談者と共に育児を行う「共育」の普及を目指すオンラインサービスです。

 今回の共同研究では、このサービスの利用前中後において、育児中の母親の心理状態の変化を標準化された心理測定尺度を用いて定量的に調べ、AI保育士の活用が母親の育児負担感や顧客満足度に与える影響を検証しました。

 この実証実験をベースとして、トモイク株式会社が2024年3月に、子育て専門家監修による新サービス「AI保育士『さくら先生』」と子育てAIコミュニティ「トモニティ」(β版)の無料提供を開始しました。

 サービスの詳細については、トモイク株式会社のホームページをご覧ください。

   https://tomoiku.co/
   https://tomoikuplatform.studio.site/