研究

研究開発機構 機構教授 渡邉 正孝:COP28でタジキスタン共和国環境保護委員会水文気象庁との共同プロジェクト実施に合意(2023/12/9)

 国連気候変動枠組条約第28 回締約国会議(COP28)が2023年11月30日〜12月12日にアラブ首長国連邦のドバイにて開催されました。COP28 ジャパン・パビリオンで12月9日に行われた「GOSATシリーズ衛星による温室効果ガスと大気汚染観測の持続可能な開発への貢献」では、本学研究開発機構 機構教授の渡邉 正孝が登壇し、2023年9月に学術雑誌Scientific Reports』オンライン版で発表した、温暖効果ガス観測技術衛星「GOSAT」による観測データから算出したCO2排出量推定値が実際のモンゴル国の報告値と高い精度で一致した事例に触れながら説明しました。

 また、渡邉機構教授らの研究チームはCOP28で、日本の衛星「GOSAT」による観測データを元に温室効果ガス排出量を測る技術をタジキスタン共和国の国連報告書に活用していく共同プロジェクトを、同国環境保護委員会水文気象庁と進めることに合意しました。

セミナーの詳細については、下記のCOP28 ジャパン・パビリオンサイトをご覧ください。
http://copjapan.env.go.jp/cop/cop28/exhibition/details/ministry-of-the-environment-10/

 

 また、ご興味をお持ちの方は下記もご覧ください。

中央大学 プレスリリース
GOSATを使用したコスト効率と科学的透明性の高いCO2排出量推定法の実証が国連報告書へ世界初掲載」(2023年11月17日付)

中央大学 新着ニュース

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研究開発機構 気候変動ユニット:環境省との取り組みが読売新聞に掲載」(2023年8月8日付)

環境省「温室効果ガス観測技術衛星GOSATシリーズによる地球観測」※クリックすると外部サイトに遷移します。