研究

文学部教授・小山 憲司が『まちづくり研究はちおうじ 第16号』に「読書感想文及び図書館利用者実態に関する研究」を寄稿しました。

2021年09月27日

文学部教授・小山 憲司が八王子市図書館部との共同研究に関する成果を「読書感想文及び図書館利用実態に関する研究」と題して、『まちづくり研究はちおうじ 第16号』に寄稿しました。

詳細は以下のリンクからご覧いただけます。

共同研究「読書感想文及び図書館利用実態に関する研究」について

本共同研究テーマは次の二つです。


(1)八王子市が実施している読書感想文コンクールに寄せられる読書感想文の分析
毎年、八王子市内の小・中学生約4千人の応募がある読書感想文コンクールについて読書傾向分析を行い、「学校図書館、公共図書館の選書」「おすすめ図書のあり方」「興味をもたせる図書の勧め方」など、効果的な読書活動の推進を図ります。

(2)八王子市の図書館利用実態に関するデータの分析
利用者満足度調査、地域別利用者数、年代別利用者数、貸出し状況等の総合的な分析を行い、「図書館の配置、蔵書数、選書」「各館のレイアウト、情報提供」「充実すべきサービス」など、効果的な図書館運営について検証を行います。

 なお、八王子市は個人情報保護法に則った適切な情報管理のもとで、 個人情報以外のデータを中央大学に提供します。そのうえで、中央大学は調査・研究を実施、分析結果とこれに基づく提案を八王子市に報告し、八王子市における読書環境の向上や図書館整備の施策立案に役立てます。