日韓比較法シンポジウム「先端技術ガバナンスに関する横断的研究」を開催しました（日本比較法研究所・中央大学ELSIセンター・新潟大学ELSIセンター共催）

「日韓比較法シンポジウム・先端技術ガバナンスに関する横断的研究」を、中央大学の日本比較法研究所と中央大学ELSIセンター、ならびに、新潟大学のELSIセンターが共同で、2023年8月4日（金）に中央大学後楽園キャンパスにて開催しました。

シンポジウムでは、韓国から明知大学校法学部の安秀吉助教授と、韓国刑事・法務政策研究院の裵相均副研究委員をお招きし、自動運転におけるトロッコ問題やサイバー空間での児童被害に対する刑事規制について、日韓の研究者より報告がなされました。

本シンポジウムは本年度4月に新設された新潟大学ELSIセンターとの、記念すべき初めての連携イベントでもあり、同センター専任教員の根津洸希助教には、第一部「自動運転トロッコ問題：法と倫理の交差点」のコメンテーターとして、貴重なご示唆をいただきました。

両国間の比較を踏まえた日韓の研究者による活発な議論がおこなわれ、今後の国内・国際連携が強く約束されました。


　　　　★本シンポジウムは、JSTムーンショット型研究開発事業、JPMJMS2215の支援を受けたものです。

　中央大学 比較法研究所のシンポジウム開催通知
　　https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/comparative_law/event/2023/07/66940/

　新潟大学ELSIセンターによるシンポジウム開催報告
　　https://www.irp.niigata-u.ac.jp/news/8801/