理工学研究所

理工学部教授 張 浩徹:「ENEOS水素基金」助成に採択

2015年10月21日

理工学部教授(応用化学科)張 浩徹が「公益信託ENEOS水素基金」の2015年度助成に採択されました。

 

 本基金は、水素エネルギー供給に関する研究助成に特化した公益信託としては我が国初のものであり、水素エネルギー供給に関する「独創的かつ先導的な基礎研究」に対し、研究助成金を交付しています。 本基金の助成対象となる研究は、水素エネルギーによるサステナブルな社会の実現に役立つことが期待されています。

 今回、張教授は、熱や光および化学的刺激などに応答して水素を発生する化合物を利用した、新規水素発生法とこれまでに無いタイプの水素キャリアの開発を提案し、採択されました。

本基金の応募件数は63件で、そのうち採択されたのは張教授を含む5名です。

 

採択課題:「非貴金属-電子・プロトンプーリング有機骨格の協奏による水素発生システムの構築」

リンク:

「公益信託ENEOS水素基金」2015年度 助成対象者の決定について

中央大学理工学部応用化学科分子物性化学研究室