保健体育研究所

当研究所研究班の改組・新設(スポーツ社会文化研究班)について

2026年07月10日

 スポーツを文化・歴史・社会的実践として捉える人文社会学系スポーツ科学研究を体系的に推進する必要性に鑑み、アスリートを取り巻く支援環境に関する研究を行っていた「アスリート・アントラージュ研究班」を発展的に改組し、新たに「スポーツ社会文化研究班」を設立いたしました。詳細は下記をご覧ください。

 ※この新しい研究班は、文学部の学びのパスポート(スポーツ文化系)における新たな学習・研究支援体制とも連動してまいります。

 

<研究目的・概要>

 スポーツをめぐる社会的課題は、メガイベントの開催をめぐる地域住民との軋轢、学校・大学スポーツにおける勝利至上主義・ハラスメント、ジェンダー平等への要請、スポーツ参加における経済格差の拡大など、ますます多様化・複雑化している。こうした課題に向き合うためには、スポーツを単に競技や制度の観点から取り扱うのではなく、社会構造や人びとの価値観・文化と深く結びついた現象として捉える幅広い視角が不可欠である。本研究班は、こうした問題意識を共有する研究者が、それぞれの専門領域を生かしながら、現代スポーツが抱える諸課題を多角的に研究することを目的として設立する。

 

<主な研究領域>

1.スポーツとグローバル化――メガイベント・都市開発・国際交流

2.スポーツ参加と社会的格差・排除

3.スポーツとジェンダー/セクシュアリティ・健康

4.スポーツ制度の国際比較

5.アスリートのキャリアと地域・コミュニティ