経済研究所

功利主義と社会改革の諸思想

43.功利主義と社会改革の諸思想 2007年刊

目次    
第1章 功利主義の正義論   池田 貞夫
第2章 ベンサム功利主義の構造と初期経済思想の展開 音無 通宏
第3章 功利主義と植民地
-ベンサムの植民地論-
板井 広明
第4章 ジェイムズ・ミルの統治思想
-共感、道徳的制裁、世論-
益永 淳
第5章 J.S.ミルとL.ワルラスのレジーム構想
-所有構造の変容を中心に-
高橋 聡
第6章 ヴェブレンと功利主義
-人間行為論を中心に-
石田 教子
第7章 J.A.ホブソンの厚生経済学とその政策的展開 八田 幸二
第8章 アリストテレス『ニコマコス倫理学』における応報 濱岡 剛
第9章 アダム・スミスの資本主義観 和田 重司
第10章 F.リストと1839~40年の経済諸論文 片桐 稔晴
第11章 ヴィクトリア朝中期における宗教意識と文学
-M.アーノルドとA.H.クラフの場合-
中川 敏
第12章 初期マーシャルの認識論と思想形成 門脇 覚