Eventイベント

人文科学研究所

人文科学研究所公開研究会開催のお知らせ(「妖精とは何か」チーム)

日程
2026年7月9日(木) 15:20~16:40
場所
多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室4
日程
2026年7月9日(木) 15:20~16:40
場所
多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室4
内容

報告者     安島 里奈 氏(中央大学総合政策学部兼任講師)

 

テーマ   翻訳アンソロジー『ルサールカたち 水の精霊から生まれた物語』所収ギッピウス『聖なる血』を読む 

 

要旨    本報告では、翻訳アンソロジー『ルサールカたち 水の精霊から生まれた物語』収録作品の中からジナイーダ・ギッピウスの戯曲『聖なる血』を取り上げ、訳者として本作にどのように取り組んだのか、またこの戯曲をいかに解釈したのかについて述べる。

ギッピウスは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したロシア象徴主義の女性詩人である。彼女は独特なキリスト教観と性愛思想を掲げたことで知られ、そのキリスト教的な愛の思想を『聖なる血』の主人公である水の精ルサールカに投影している。

『聖なる血』をロシア文学におけるルサールカ表象の系譜の中に位置づけたうえで、ギッピウスの人物像や作品の背景に触れながら、アンデルセン『人魚姫』との関連、キリスト教と異教のモチーフ、さらにギッピウスの掲げる独特な愛「ヴリュブリョンノスチ」を手掛かりにして、本作品の解釈を試みる。また、翻訳に際し、どのように訳語の選定を行ったのか、そのプロセスも詳らかにする。

参加費

無料

参加手続き

事前申し込みは不要です。

企画実施名義

主催:人文研チーム「妖精とは何か」チーム(責任者:渡邉 浩司 研究員)