応用化学科・専攻

理工学部応用化学科卒業生 船倉多聞さんの研究がChem-Stationのスポットライトリサーチに掲載

2022年12月16日

 理工学部応用化学科卒業生 船倉多聞さんの研究が日本最大の化学ポータルサイト Chem-Station のスポットライトリサーチに取り上げられました。これは、「話題となった化学研究の内容に加えて、研究を実際に担当された学生や研究員の方々をビジブルな形で紹介する」ことを目的に、「ハイレベル学会での受賞研究や、プレスリリースされた優れた研究をハイライト紹介する」ものです。今回、船倉さんの論文が Springer Nature 社が発行する Scientific Report 誌に掲載(Sci. Rep., 12 19417 (2022))、プレスリリースされたのを機に、ご紹介を頂きました。本論文では、通常水を嫌う -CH3 基が、浸透圧調整物質 TMAO(trimethylamine N-oxide)の水溶液中では水を引きつける役割を担っていることを示しました。なお、本研究は理論化学研究室(森寛敏 教授主宰)の黒木菜保子助教により、現在も引き続き推進されています。