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ご父母の方へ

精密機械工学科からのメッセージ

現代の精密機械工学は、かつてのように時計やカメラを対象としていた「精密機械の工学」ではありません。いまや、小はマイクロマシンから大はスペースシャトルや宇宙ステーションにいたるまで「精密さ」を要求されるものすべてを対象とする「精密な機械工学」です。現代の機械にはエネルギ効率や動作の正確さについて精密さが要求されます。その精密さを実現するための製造技術を研究、開発する分野が精密機械工学です。機械工学の中でも、精密な加工、精密な計測、精密な制御のための最先端技術を探求するハイテク分野です。したがって、本学科の授業科目には、先端技術を紹介する科目や、第一線の現場で活躍する現役エンジニアが現場の雰囲気を語る科目などが用意されています。また、学生自身が製造現場に出向き、ものつくりの実際を体験するインターンシッププログラムも用意されています。

しかし、先端技術は日進月歩で進化します。工学教育において大切なのは、そのときそのときの先端技術を一つ一つ教えることではなく、自分で先端技術を学び理解し、その知識を自分のものとする能力を高めることです。そのためには機械工学の基礎知識を確実に身につけることが重要であり、本学科では基礎科目(数学、力学、制御工学、加工学、情報処理など)の充実を図っています。本学科にはハイテク技術を支えるあらゆる分野の教員が集まっています。彼らはまた第一線の研究者でもあります。本学科の教育と研究のレベルの高さは業界でも認められており、卒業生の多くが日本を代表する企業の最前線で活躍しています。

お子様が機械エンジニアとして活躍することを希望されているのなら、ぜひ中央大学理工学部精密機械工学科をご検討下さい。