精密機械工学科・精密工学専攻

学科詳細

詳細・最新情報は精密機械工学科オリジナルサイトをご覧ください。

現代文明を支える精密機械技術、その根幹となる最先端知識を余すところなく。

「精密」のついている点がほかの機械系学科とは異なる特徴です。最先端の精密機械を研究対象とするには、ミクロな挙動を解明するための科学、それを計測する技術、ナノ・マイクロ精度を実現するための製造技術、制御技術といった個々の要素技術を精密化するだけでなく、それらを横断的に統合するためのシステム化技術が重要となります。本学科では、幅広い研究分野の教員が「精密さの追求を通じ、システム全体を把握することのできるグローバルな視野を養う」ことを学科の方針とし、研究・教育に取り組んでいます。

 学部の入試情報

 学科ビジョン

 学科教育目標

学びの目標

 1.精密機械の設計、生産に必要な基礎知識

 2.次世代を担う技術者となるための最先端知識

 3.精密機械工学の社会的役割への理解

現代文明を支える精密機械技術の最先端知識を学ぶ。
精密機械工学科の特色

精密機械産業はこれからの時代を支える重要分野
持続可能で豊かな生活を実現する技術を担うエンジニアを育成 

スマートフォン、ドローン、自動運転車などの高度な装置の登場によって私たちの生活は大きく変わりました。また近年の人工知能(AI)の発展は目覚ましく、製造業においてもこれまで人間が担っていた仕事をAI に任せる、という大きな潮流が押し寄せています。このような状況下ではソフトウェア産業が注目されがちですが、現実世界でAIが活躍するためには精密なセンサ・アクチュエータと、それを搭載した精密機械が必要不可欠であり、精密機械を作るための知識と経験はこれからますます重要となります。
本学科では、この激動の時代においても活躍できる人材を育てるために、精密機械に関する幅広い授業で基礎知識を、最先端の研究に取り組むことで実践的な力を身に着ける教育カリキュラムを用意しています。このカリキュラムのもと輩出された卒業生は学科創立70余年で1万人を超え、社会での評価も高く、機械系企業のみならず、情報通信・化学・医療など幅広い企業から毎年 3,000 名を超える求人があります。

精密機械工学に関連する幅広い分野において、
各学会で活躍する世界トップクラスの研究者が多数在籍

本学科では、精密機械工学に関連する幅広い分野の研究者が在籍し、各分野で世界トップクラスの研究を行っています。研究室に配属された学生もこれらの研究に携わり、その成果を国内・国際学会で多数発表しています。
研究を通じて身に着く実践的な問題発見・解決能力は、社会に出て全く異なる仕事をすることになっても必ず皆さんの力になります。特に、ロボット、バイオ、医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなどのこれからの成長産業で活躍するためには何事にも興味を持って学び続ける姿勢が重要となり、本学科で最先端の研究に触れることによって、そのための能力を磨くことができます。