応用化学科・専攻

理工学研究科修士2年 山田佳奈さんが日本血液代替物学会において学生講演賞を受賞

2015年10月26日

理工学研究科博士前期課程(応用化学専攻)2年 山田佳奈さん(小松研究室)が、第22回日本血液代替物学会年次大会において学生講演賞を受賞しました。厳正な審査の結果、山田さんの発表が最優秀な内容として選ばれ、表彰されました。

【開催期間、場所】 2015年10月22日~23日、熊本大学

【受賞タイトル】 イヌ用人工血液の開発(中央大理工)山田佳奈、秋山元英、小松晃之

【研究内容】 イヌ用人工血液として利用できる(ヘモグロビン-遺伝子組換えイヌ血清アルブミン)クラスター(製剤名:HemoAct-C™)を合成し、その物性と酸素結合能を明らかにしました。日本では動物用の献血輸血システムが整備されていないため、ペット医療の最前線で働く獣医さんたちは常に「輸血液不足」の問題に悩まされています。本成果は 動物の輸血療法に大きな貢献をもたらす画期的な発明であり、一日も早い実用化が待たれます。

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