理工学部

後楽園キャンパスの新しいデザイン

2025年11月12日

中央大学の後楽園キャンパスが生まれ変わります。新しい建物に加え、建物とキャンパス周辺を繋ぐランドスケープも刷新されます。この武蔵野の土地が持つ自然の力を最大限に活用し、環境を改善しながらも、長い歴史と文化を次世代に継承するための様々な工夫が盛り込まれています。

CONCEPT

地域環境を取り込み、高める、ネイチャーポジティブなキャンパス

・1号館跡地を活用した核となるグリーンインフラ
・土地本来の植生・土壌環境を活かした持続的ランドスケープ
・建設資材の地産地消や環境負荷の小さい革新的製品の採用
・地域コミュニティとつながる「もりの“縁”」

Good Neighborhood “気づきを誘発するコモンズ”

・屋外に一歩踏み出せば新たな発見や気づきを生み、学生・教職員の交流を促すコモンズ
・100年先まで価値を持つ「後楽園のもり」の骨格
・四季や環境変化を感じ、小石川後楽園を含む周囲の環境価値を享受できる多様な居場所づくり

HISTORY

景観を享受しつつ、小石川後楽園との“縁”を感じる「松原」

・小石川後楽園の特徴的な景(池泉回遊式、松原、州浜、大泉水、腰掛)を、都心の気候に適した植物と再生木デッキで再現
・再生木デッキは、廃プラスチックをアップサイクルし、水平リサイクル可能な製品を採用

INNOVATION CORRIDOR

COMMUNITY

・沿道の刈込植込を武蔵野在来の苗木混植に置換し、四季を感じる街並みを形成
・小石川台地本来の植生に“縁”のある武蔵野の混植を再現
・キャンパスと地域との垣根を越える自然の“縁”を演出
・教職員・学生・地域住民による植樹ワークショップを実施し、大学内外の“縁”を創出

LEGACY

・旧キャンパス記念樹のサクラを接ぎ木で増やし植樹
・旧1号館周辺の植栽を移植・再利用
・キャンパス内の自然石・間知石を再利用
・「時間」に価値を置き、愛着を持ち続けられる風景を創出

GREEN INFRASTRUCTURE

・1号館埋戻しを砕石で行い、敷地内雨水を集水・浸透させる「大地の水瓶」を設置
・地下躯体を活かし、東京礫層への地下水の流れを再生

BIODIVERSITY

・武蔵野のコナラ二次林の植生を高木から林床まで再現し、生物多様性を保全
・中央大学多摩キャンパスと後楽園キャンパスを繋ぐ森の景を、地域性ある“どんぐり”から実現