理工学部
「理工D&I教育の可能性 『多文化共生論』を受講して」を実施しました。
2025年01月07日
1月6日(月)3限の「多文化共生論」(担当:理工学部准教授 八木はるな)の最終授業回において、講演会「理工D&I教育の可能性 『多文化共生論』を受講して」を実施しました。
「多文化共生論」は、2024年度から新設した理工D&I科目(※)の一つです。
本イベントは、2024年度教育イノベーション推進事業「理工D&I教育の推進と各種イベントを核としたハブ形成」の一環として、「多文化共生論」の履修者以外に、本学学生・教職員、附属校生徒・教職員にも開放しました。
講演では、まず、お茶の水女子大学文教育学部講師の王一瓊先生から、「多文化共生の可能性を探る:理工学部との交差点から」というテーマで、家庭内や教育現場、医療現場などで起きる多文化共生に関わる諸課題について実例をもとにご説明いただき、多文化共生の視点から理工学をどのように活かせていけるのか等、幅広いテーマでご講演いただきました。
次に、本学副学長・国際センター所長・国際経営学部教授の国松麻季先生から、「中央大学の新国際戦略と多文化共生・国際共修」というテーマで、本学の国際化の将来構想について講演いただき、国際共修・国際活動等について紹介いただきました。
また、「多文化共生論」の履修者4名から、授業を通して学んだことや感想について、スライドを用いてコメントしてもらいました。
最後に、お茶の水女子大学理事・副学長の加藤美砂子先生から総評をいただきました。
本学学生・教職員から多くの方にご参加いただき、多文化共生、国際共修、D&I等についてともに向き合い、考えを深めるよい機会になりました。
中央大学理工学部では、理工学部D&I科目の新設により、科学技術との関係性も視野に入れながら、より広く社会の要請に応えることができる人材を養成することを目指しています。
■プログラム詳細
開会挨拶
八木 はるな(中央大学理工学部准教授・「多文化共生論」担当)
講演者等の紹介
山西 博之(中央大学理工学部教授・学部長補佐)
講演1「多文化共生の可能性を探る:理工学との交差点から」
王 一瓊(お茶の水女子大学文教育学部講師)
講演2「中央大学の新国際戦略と多文化共生・国際共修」
国松 麻季(中央大学副学長・国際センター所長・国際経営学部教授)
履修者からのコメント・質疑応答
総評
加藤 美砂子(お茶の水女子大学理事・副学長)
閉会挨拶
梅田 和昇(中央大学理工学部長)
司会:山西 博之(中央大学理工学部教授・学部長補佐)
※理工D&I科目
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/science/guide/d_and_i/subjects/
講演1:王一瓊先生
講演2:国松麻季先生
総評:加藤美砂子先生
会場の様子
懇親会での記念撮影