理工学部

【生命科学科】南極の藻類が赤外光で光合成をする仕組みを解明

2023年02月22日

南極・昭和基地周辺(右図☆印)の露岩に形成されたナンキョクカワノリのコロニー。現地の夏の時期、第54次南極地域観測隊の活動中に撮影。比較用の物差しは23 cm。(クレジット:アストロバイオロジーセンター提供)

理工学部生命科学科共同研究員(アストロバイオロジーセンター特任研究員および基礎生物学研究所 特任助教)小杉真貴子および生命科学科教授小池裕幸らの研究グループは、南極で生育する緑藻(ナンキョクカワノリ)において光合成に使う光補修アンテナタンパク質(Pc-frLHC)を単離同定し、クライオ電子顕微鏡によりその構造を明らかにしました。この研究により、ナンキョクカワノリが普通の植物や藻類では利用することの出来ない赤外光を使って光合成を行える仕組みが明らかになりました。本研究の成果は2023年2月15日付Nature communicationsに掲載されました。

詳しくは >プレスリリースをご覧下さい。
URL: https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2023/02/64701