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2019年03月14日

第53回 水環境学会年会 年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)受賞

  人間総合理工学科 水代謝システム工学研究室 4年 井上光希さんが、第53回水環境学会年会において、年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を受賞しました。
ライオン賞は、学部生、高専生、短大生が行う優秀なポスター発表に対して表彰を行います。今年度は、116件中16件のポスター発表がライオン賞に選定されました。

 

 井上光希さんは、「使用済みRO膜への銀ナノ粒子コーティングによるアップサイクル技術の開発」についてポスター発表を行いました。海水淡水化膜は、淡水資源が枯渇する国や地域においては非常に有用な技術である一方で、3年から5年使用した後には不法に廃棄されたり、そのまま埋め立て処分されて おりました。

 本研究は、この使い終わった膜にポリエチレンイミンと銅を順次コーティングすることで、新たに膜に抗菌性を付与することに成功しました。この技術を応用することで、使い終わった膜をアップデートすることができ、経済的にも高値で取引することが出来るようになります。廃棄物の低減、ならびに排水処理の高度化に資する研究ということで、この度、水環境学会において参加者より高く評価されました。

 

 井上さんは大学院に進学予定であり、大学院では抗菌性に加えて、さらに多様な機能付与に向けて、研究を進めていく予定にしております。