情報工学科・専攻
理工学部教授 牧野 光則が 中央大学附属高等学校SSHにて「研究とはどのようなものか~問いの立て方~」をテーマに講演
2020年01月17日

理工学部教授(情報工学科)牧野 光則が、2020年1月11日に、中央大学附属高等学校にて、3年生理系クラスに進級を予定している生徒を対象に、「研究とはどのようなものか~問いの立て方~」をテーマに講演を実施しました。
中央大学附属高等学校は、文部科学省より平成30年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に採択されました。中央大学附属高等学校の理系卒業研究は、3年生が1年間かけて研究のテーマ設定、実験、論文執筆を行うものですが、毎年多くの生徒が苦戦するのが研究テーマの設定です。研究開始に先立ち、高校2年生の段階からテーマ設定について考えるため、理系の研究における「問いの立て方」とはどのようなものか、牧野教授が助言をおこないました。
牧野教授は、「アルキメデスの原理」「ニュートンのリンゴ」といった著名な事例から、中央大学 理工学部 情報工学科における実際の卒業研究といった実践に即した事例などをあげて、丁寧に説明を進めました。講演は、高校の卒業研究のみならず、大学の研究室での生活など大学進学を見据えた内容にもおよび、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
牧野教授は、中附高SSHの運営委員を務めており、2018年6月には中附高にて生徒・保護者・教職員、約900名に対して講演したり、同じく理工学部教授(情報工学科)鈴木寿と共に、SSH中央大学附属中学校・高等学校の教諭が執筆した「日本情報教育学会」研究会の論文を支援したり、大学組織だけでなく、中央大学附属中学校・高等学校における教育力向上にも貢献しています。