応用化学科・専攻

理工学研究科応用化学専攻修士2年 志内歩さんが日本分析化学会第74年会において若手ポスター賞を受賞しました

理工学研究科応用化学専攻修士2年 志内歩さんが日本分析化学会第74年会において若手ポスター賞を受賞しました。

■学会名

日本分析化学会第74年会

■受賞テーマ
くし形電極を用いたゲル化両連続相マイクロエマルション中における拡散の違いを利用した物質分離検出
○志内 歩・上野 祐子(中大院理工)

両連続相マイクロエマルション(BME)の水相、油相それぞれに溶解した電気化学種p-アミノフェノール(p-AP)とフェロセン(Fc)、および(フェロセニルメチル)トリメチルアンモニウムブロミド(FcTAB)とFcの同時検出をサイクリックボルタンメトリー(CV)で行った結果、水溶性物質と脂溶性物質の物質分離検出に成功した。特にFcTABとFcの系では、油相をゲル化したBMEでFcの反応開始電位が液体BMEと比較して低電位側にシフトし、水相に溶解するFcTABとの間に大きな差が観測された。

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