理工学部教授(応用化学科)小松晃之は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で「宇宙空間における高品質タンパク質結晶生成実験」を実施しています。11月27日 4時20分(日本時間)、理工学研究科博士3年 岡本 航さん、同 修士2年 臼井朝音さん、同 修士1年 藤澤隼矢さんが精製したタンパク質が、米国SpaceX社のドラゴン補給船(SpX-26)で国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられました。11月28日、宇宙飛行士によって「きぼう」日本実験棟内の恒温槽に設置され、船内実験が始まっています。得られた結晶は、1月にドラゴン補給船で地上に回収される予定です。宇宙の微小重力環境で生成されたタンパク質の良質な結晶から、その構造が解き明かされ、生命の新しいしくみが解明されることでしょう。
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