応用化学科・専攻

森 寛敏・助教 黒木 菜保子らがNEDO「グリーンイノベーション基金事業/CO2 の分離回収等技術開発プロジェクト」に採択

2022年08月23日

2050年にカーボンニュートラルを実現するシナリオにおいて、CO2回収量は全世界で80億トンに上ると試算されています。

 

低圧・低濃度でCO2を回収するには、分離回収に要するエネルギーの抜本的な削減が必要です。
一方、輸送機器の全面的な電化や各種燃料の急激な脱炭素化は、実現困難な社会インフラの変革を要求します。
そこで、中期的には、脱炭素化への移行過程として、低炭素化化石燃料LNGの需要が高まる見通しです。

 

今回、中央大学理工学部応用化学科・理論化学研究室(森 寛敏教授グループ)では、これまでに培ってきた「電子状態インフォマティクス技術」を核とし、CO2吸収液の迅速探索および特性評価試験に取り組みます。

 

■採択テーマ
LNG未利用冷熱を活用したCO2分離回収技術開発・実証
■事業期間
2022年度〜2030年度

 

ご興味をお持ちの方は、以下のリンク先をご覧下さい。

NEDO グリーンイノベーション基金事業

理論化学研究室(森 寛敏 教授グループ)