情報工学科・専攻

画像・映像コンテンツ演習 成果発表会にてチーム「しゃかしゃか」最優秀賞/「つけめん」優秀賞

7月19日土曜日に情報工学科のフロアにて、『画像・映像コンテンツ演習2・4』の成果発表会を開催しました。3年生4チーム、4年生1チームが参加し、次のテーマで演習の成果を発表しました。

画像・映像コンテンツ演習2(3年生)のテーマ:
仮想空間におけるドローンの自律航行

画像・映像コンテンツ演習4(4年生)のテーマ:
立体視用リアルタイムグラフィックス

発表者は、各業界で活躍する卒業生審査員や、教員、TA、受講生を前に、プレゼンテーション、ポスター発表、デモンストレーションをおこないました。発表の結果、次の2チームが受賞しました。

 

 画像・映像コンテンツ演習4(4年生)
<優秀賞>
チーム名:つけめん
メンバー:宮下悠人・清水響・大槻莉子・木太楓輝・村上広夢
タイトル:チュー王子 抜刀チュー
講評:期待の性能を得られなかったことから入力インタフェースを変更した際の決断と対応を的確に進めたこと、及び、開始から終了までのコンテンツの完成度を高めたことは、チームワークが機能していたことと高く評価できる。一方で、オープンキャンパスでの活用が目標の一つであるにも関わらず、操作の理解に若干時間を要しそうな状況、及び、技術的な挑戦度が高くないこと、の二点については、改善の余地があったと思われる。

 

 画像・映像コンテンツ演習2(3年生)
<最優秀賞>
チーム名:しゃかしゃか
メンバー:山崎彩夏・西出愛夏・門田鈴葉・片岡ほの花・大久保美紀
タイトル:もしもマップ
講評:自律航行に対するテーマの設計が適切である点や、該当技術の必要性および実装が充実している点が評価できる。国土交通省が提供している現実の3D都市モデルに基づき環境地図を作成しており、リアルさが感じられる。また、同チームメンバーは、過去の画像・映像コンテンツ演習1にくらべて大きな成長が見受けられた。

総評は、次の通りです。
「どのチームも成果物の質が高く、かつ、質疑を通じてチームワークが良いことが感じられたので、審査が難航し、最優秀賞を異例の多数決で選定した。どのチームにも支持する票が投じられたことから、選ばれなかったチームも自らを誇っていただきたい。あえて差を示すとすれば、プロジェクトの目標や工夫点として主張したいチームの想いが、実際の成果物やポスターに表れていないことであろうか。プロジェクトの成果発表として目標、成果を明示して評価することは大切なので、今後はその点をより強く意識してほしい。」

 

発表者の皆さま、おつかれさまでした。
また、お忙しい中ご参加くださった卒業生の皆さまに、心から感謝申し上げます。

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【授賞制度について】
当日、発表したチームに対して、プレゼンテーション、ポスター発表、デモンストレーションを評価対象として、演習科目ごとに特に優秀なものを卒業生審査員による投票により1チーム(もしくは2チーム)選び表彰する(2012年度創設)。