情報工学科・専攻

情報工学生を対象とした「Unityサウンドゲームジャム」を開催

8月2日(水)、3日(木)の2日間、情報工学科・情報工学専攻の学生を対象とした、サウンドゲームジャムを学科プログラミング演習室にて開催しました。情報工学科が加入しているUnityアカデミックアライアンス(UAA)の連携事業の一つとして行われ、学部1年生から修士1年生41名の情報工学生が、学年の垣根を超え、かつ、初心者から経験者を含む8チームに別れて、サウンドゲーム制作に取り組みました。

1日目は、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(UTJ)によるUnity認定試験やサウンド、エフェクトに関する講義を傾聴後、各チームはメンバーの自己紹介を手短に済ませてテーマに沿ったゲームの企画・仕様詳細化・開発実装に取り組みました。各チームは折に触れて、UTJやコナミデジタルエンタテインメント関係者に質問したり助言を得たりして、2日間で実現したいこと、実現できることについて認識を深めました。2日目は、引き続き実装を行うと共に、コナミデジタルエンタテインメント様による、今後のデジタルエンタテインメント業界で求められる人材等に関する講演を聴講しました。夕方まで取り組んだ成果として、各チームの狙いや開発結果のプレゼンテーションを行いました。各チームの2日間の取り組み及び成果物に対して、UTJ、コナミデジタルエンタテインメント、中大関係者による審査が行われて、最優秀「SHOOOHA!!!」、優秀「お掃除Punk Rhythm」の2作品が選ばれた他、今回のテーマへの整合性が高く、将来に期待するゲームとして特別賞「Beat Stick」が選ばれました。

ゲームジャムでは、テーマに従って短期間で作品を共同で作り上げなければならないため、最後には特別な達成感やさらに高みを目指す志向性を抱けたのではないでしょうか。時折聞こえてくる笑い声や、真剣に作業に取り組む姿にも、充実した様子が垣間見て取れました。この機会などを通じて獲得した、目標に向けて試行錯誤しながらもチームでやり遂げる力を、情報工学科専門科目「画像・映像コンテンツ演習」などに活かすことを期待しています。