情報工学科・専攻

理工学部教授 鈴木 寿が専門書「スマート医療テクノロジー」に「三次元内視鏡映像化システムの開発」執筆

2019年11月25日

理工学部教授 鈴木 寿(情報工学科)が、2019年10月25日発刊「スマート医療テクノロジー」(ISBN 978-4-86043-619-3 C3047)において「三次元内視鏡映像化システムの開発」を分担執筆しました。

同書は、ICTやAIの活用による医療の新展開を俯瞰(ふかん)し、次世代型医療の実用化・普及に向けた最新の取り組みを詳解し、最新テクノロジーがもたらす新たな医療体制構築の取り組みを解説し、ICT、AI、AR/VR、5Gなど最新テクノロジーがもたらす医療革命の現状と未来を展望するハードカバー368頁のバイオおよびメディカル分野の専門書です。

鈴木教授は、三十年以上前に先駆けて画像学習方式の自律移動 Visual Control of Autonomous Mobile Robot Based on Self-Organization Model for Pattern Learning (1988) (Google Scholar へのリンク) を実現し、当時ニューラルネットワークの潮流を創り出した Dana Z. Anderson エディターによる Neural Information Processing Systems (1988) (Google Scholar へのリンク) に論文 Self-Organization of Associative Database and Its Applications を提供し、パターン認識分野におけるインテリジェントな画像汎用処理として Detection of Rotation and Parallel Shift of a Shape Using a Hough Transform and a Fourier Transform after Edge Extraction (1996) (Google Scholar へのリンク) や、ファジー論理を統合した多次元ブール論理 Embedment of a Fuzzy Logic System into a Boolean Lattice for Satisfying a Complementary Law (1994) や A complementary fuzzy logic system (1997) (Google Scholar へのリンク) を発案するなど、現在隆盛の AI 分野に寄与し続けています。