情報工学科・専攻
理工学部教授 田口東が制作協力した番組「東京リボーン 巨大地下迷宮」ギャラクシー月間賞受賞
2019年04月10日

理工学部教授(情報工学科) 田口東 が制作に協力し、2019年2月10日に放映されたNHKスペシャル「東京リボーン 巨大地下迷宮」が、ギャラクシー賞月間賞を受賞しました。
ギャラクシー賞 月間賞 Webサイト 東京リボーン 巨大地下迷宮 Webサイト |
ギャラクシー賞とは、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞であり、テレビ賞の中で最も歴史と権威のある賞のひとつであると言われています。
番組が受賞に至った批評のポイントは、「地下はさまざまなデベロッパーが自由に地下道を作った結果、無秩序に開発が進み、全貌が把握されていない。東京の地下という未知の世界へ踏み込み、普通では見られない地下世界を視覚化して実情を提示した」番組作りでした。AKIRAというSFキャラクターの目線で実際には透視できない地下を俯瞰しつつ、科学的データに基づいた「現実に起こり得る」または「起こっている事象」を示しました。地下の危険性を的確に指摘し、それに対する企業の対策までも取り上げることで、視聴者の疑念と希望に応える番組となりました。
番組制作過程において、田口教授は、情報工学科の研究領域である「オペレーションズ・リサーチの知見」および「移動に関するデータ解析」を活かして、「地下街歩行者シミュレーションのデータ作成」の制作協力をしています。
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