情報工学科・専攻
理工学研究科修士2年 牛込龍太郎さんがFITヤングリサーチャー賞の表彰式に出席
2018年10月09日

理工学研究科 情報工学専攻 博士前期課程2年 牛込龍太郎さんが、2018年9月、福岡工業大学にて開催された第16回情報科学技術フォーラム(FIT2017)の表彰式に出席しました。
牛込さんが発表した研究『ベイジアンネットワークによるSNS上での流言の分類』は、長崎県立大学 准教授 松田健、および、本学 理工学研究所 客員研究員 園田道夫、理工学部 教授 趙晋輝との共同研究で、2017年9月、東京大学にて開催された本フォーラムにてFITヤングリサーチャー賞※を受賞しました。発表した研究が、どのようなものなのか、牛込さんから以下のコメントをいただきました。
SNS(Social Networking Service)内で拡散されるデマが社会問題とされるケースも多くなってきました。私たちはSNS内においてデマがどのように拡散され、収束していくのかモデリングを試みています。モデリングを通じてデマ拡散という事象を把握することにより、デマが拡散されることの防止やデマの発生の検知を目指しています。今回受賞した研究は、SNSの投稿の文面における語句の関連性について考察したものとなっております。
※FITヤングリサーチャー賞とは、平成14年度からスタートした情報処理学会と電子情報通信学会情報・システムソサイエティおよびヒューマンコミュニケーショングループ合同の会議「情報科学技術フォーラム(FIT)」において、新進の科学者または技術者に授与されるものです。