理工学部

理工学部助教 黒木菜保子が科学技術振興機構(JST)「戦略的創造研究推進事業(ACT-X)」に採択されました

2020年11月24日

 理工学部応用化学科 助教 黒木 菜保子の研究提案が、科学技術振興機構(JST)が進めている戦略的創造研究推進事業(ACT-X)に採択されました。

 ACT-Xは、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、優れた若手研究者を発掘し育成することを目的とします。研究総括が定めた研究領域運営方針の下、若手研究者が独自のアイデアからなる研究を進め、科学技術イノベーションにつながる新しい価値の創造を目指します。

 この度、黒木助教が採択された「AI活用で挑む学問の革新と創成」領域では、理工系や人文社会系を含むあらゆる学問分野に最先端のAI等の情報科学技術を取り込むことで格段に強化・発展させることや、それらの融合による学問分野の革新や新たな学問領域の創成、新しい価値の創造を目指します。なお、本研究領域は文部科学省の人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト(AIPプロジェクト)を構成する「AIPネットワークラボ」の一環として運営されます。初年度となる今回の応募件数は105件で、黒木助教の提案を含む23件が採択されました。
 

研究領域:AI活用で挑む学問の革新と創成
研究総括:國吉 康夫(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)
採択課題:時空精細化AIで挑む化学反応場の量子化学