情報工学科・専攻

理工学部教授 牧野光則が国際会議 ITC-CSCC2021(回路とシステム/コンピュータ及び通信に関する国際会議)にて基調講演

2021年07月14日

2021年6月28日、理工学部教授(情報工学科)牧野 光則が、国際会議 ITC-CSCC2021にて基調講演をオンラインで実施しました。

ITC-CSCC は、IEIE(韓国)、ECTI(タイ)および IEICE ESS(電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ)が共同で毎年開催する回路とシステム、コンピュータおよび通信に関する国際会議です。The 36th International Technical Conference onCircuits/Systems, Computers and Communications(ITC-CSCC2021)は、2021年6月28日~30日に、韓国・済州島とオンラインのハイブリッド形式にて開催されました。
 

牧野教授は基調講演において、工学教育の質保証に関する国際的動向、それに関連して中央大学段階別コンピテンシー育成教育の紹介をしました。

牧野教授は、情報工学科が2008年に開始し、その後、理工学部、大学全体、そして他の教育機関へも展開している「段階別コンピテンシーによる教育の実践・評価」の主担当者として活動しています。2020年3月には、電子情報通信学会から「電子情報通信と関連分野の学習成果保証型教育の質の向上及び保証」に関する功績の評価により、フェロー称号を授与されました。基調講演では、その10年以上にわたる活動の成果と波及についても紹介しました。

2019年以前は国内外から本学への視察団が訪れていましたが、現在はCOVID-19の影響で困難な状況です。海外においても牧野教授の情報発信が求められる中、オンラインでの基調講演にてその教育の成果と意義をプレゼンテーションしました。当日はリアルタイム質疑応答で活発な意見交換が飛び交いました。