応用化学科・専攻

第4回 国立中央大学(台湾)/中央大学化学ワークショップ開催

2024年01月26日

参加者で記念撮影

 2024/1/19から1/20にかけて、2011、 2012、2017年に続いて第4回目のワークショップを開催した。今回は、中央大学後楽園キャンパスの産学共創スペース(3号館14F)の新しいフロアにて開催された。

 参加者は、中央大学側から、梅田理工学部長、応用化学科から、10名以上の教員・多数の学生が参加し、NCU側からは、5名の先生方(Prof. Kou-Hui Wu, Prof. Yan-Peng Du, Prof. Tzu-Chau Lin, Prof. Chia-Yuan Chen, Prof. Wei-Tsung Lee)をお招きして14件の研究発表を行った。そのうち、2件が中央大学の学生からの発表もあった。

 

 初日は、梅田学部長の挨拶から始まり、中央大学・理工学部の説明から、ダブルディグリーの紹介がなされた。その後、NCU化学科のChairpersonのLin先生よりご挨拶をいただいたのち、1名30分程度の研究発表や討議が行われ、活発に議論が展開された。

 今回は主に、有機化合物、無機化合物の合成や物性に関する討議が行われ、双方の研究内容を紹介するよい機会となった。研究内容としては、錯体化学、天然物合成、化学物質の薬剤活性や、ナノ構造化、分子の移動物性や発光特性、多孔性材料や二酸化炭素吸収材料と多岐にわたる研究内容が討議された。

 初日の講演が終了後、5号館の応用化学科の研究棟を見学し、各研究グループの研究内容や設備に関する紹介を行った。その後、3号館14階のホールにて懇親会を行い、夜の美しい眺望を眺めながら、和やかに懇談した。さらに、有志での食事会をもち、個人的なつながりを深める機会をもった。

 2日目は、午前中までの研究発表で、入試関係で若干、参加できる教員がすくなくなったものの、4件の研究発表を行い、最後の挨拶を行って終了した。国立中央大学は今後さらにダブルディグリー等を通して、教員・学生相互の交流が期待されている友好大学であり、今後の継続的な交流が期待される。