応用化学科・専攻

理工学研究科修士1年 小林德子さんが日本電子材料技術協会 第52回秋期大会で口頭発表優秀賞を受賞

2015年11月24日

理工学研究科修士(応用化学専攻)1年の小林德子さん(大石研究室)が、日本電子材料技術協会 第52回秋期大会で口頭発表優秀賞を受賞しました。厳正な審査の結果、小林さんの発表が優秀な発表・内容として選ばれ、表彰されました。

 

【開催日、場所】

2015年11月13日、日本セラミックス協会ビル5階

 

【受賞タイトル】

蓄光材Sr1-xEuxAl2O4の合成と構造解析

(中央大理工)小林德子、鈴木啓太、岡 研吾、大石克嘉

 

【研究内容】

蓄光材として使用されているユーロピウム(Eu)イオンを含むSrAl2O4酸化物の結晶構造を、通常のX線に加えて放射光を用いたRietveld構造解析法により精査する事により、これまで見逃されていた結晶構造内部のストロンチウム(Sr)イオンとユーロピウム(Eu)イオンの共存状態を詳細に見出し、その共存状態と発光特性間の関係の重要性について示唆しました。

 

本研究は、今後の新たな蓄光材/蛍光体の探索に特に有用な指針になると期待されます。