ロースクール

牧野 知彦

牧野 知彦まきの ともひこ

客員講師 / 弁護士

担当科目:知的財産法Ⅲ

志願者へのメッセージ

特許法は極めて実務的な法律ですから、抽象的な議論ではなく、その問題が実際にどのような意味を持つのかを考えることが重要です。この講義では、特許の実務に興味を持ち、授業に積極的に参加する意欲をもった皆さんと活発な議論を行いたいと思います。

主な経歴(在外研究含む)

・平成9年4月 司法修習生

・同 11年4月 弁護士登録(東京弁護士会)

最終学歴

青山学院大学国際政治経済学部卒

現職

弁護士(桜坂法律事務所)

主な研究・活動分野

<主な担当事件・分野>

・知的財産法

・民事・商事訴訟

主な著書・論文等

・「侵害訴訟における無効の抗弁と自由技術の抗弁」『知財管理』Vol.58 №4 (2008)

・「特許権侵害に基づく差止請求及び損害賠償請求の要件事実について」『知的財産法の理論と実務第2巻』新日本法規

・「特許権の特徴及び効力について」『知的財産法の理論と実務第1巻』新日本法規

・「外国の特許を受ける権利の承継対価について特許法35条が類推適用された事案」『最新判例知財法』青林書院

・「特許法における「譲渡」行為概念についての一考察」『知財管理』Vol.58 №11(2008)

・「勤務規則等において,相当の対価につき分割支払の定めがある場合の消滅時効の起算点が判断された事例-東京地判平成18 年5 月29 日判例時報No.1967(エヌ・ティ・ティ・アドヴァンステクノロジ事件)」『パテント』3 月号(2009)

・「特許権侵害訴訟における対象物件の特定についての一提案-型式番号による特定の問題点を踏まえて-」『牧野利秋先生傘寿記念論文集 知的財産権 法理と提言』

・「特許訴訟における技術説明会」『パテント』Vol.66 No.12