ロースクール

リーガル・クリニック

およそ、法曹養成のための法律学修では、法の適用場面(相談・交渉・ADR・訴訟など)を、イメージ「すること」「できること」が不可欠です。
中央大学法科大学院のリーガル・クリニック(学生5~7名が標準クラスサイズ)は、実務家教員の指導監督下の法律相談実習にとどまらず、多種多様な授業(開設クリニック例を参照)が、担当教員の工夫をこらしたさまざまな教材および教授方法に基づいて活発に展開されています。
これらの各授業は、中央大学法科大学院が提示する6タイプの法曹像に、それぞれリンクし体系化されており、教員・学生双方のたゆまぬ創意工夫によりたえず進化し続けている実感型・体感型の実務科目です。

開設クリニック例

市民生活紛争 近隣紛争、交通事故、離婚、相続など、市民に身近な生活紛争を扱います。
行政訴訟の基礎 実務法曹として要求される行政法、行政訴訟の基本を学修します。
家事法 具体的な家事紛争例を素材として、さまざまなワークショップを行います。
公益的刑事弁護 国選弁護などの、刑事弁護の手法などの実習を行います。
企業法務の基本的実務 企業法務に関する相談、会社の設立、定款作成、企業コンプライアンスなど企業経営管理法務等に関する実習を行います。
知的財産法実務の基礎 企業法務としての知的財産法務について、知的財産特有の法律問題の分析などを通じ、知的財産法務を学修します。
倒産・事業再生 破産法・民事再生法等倒産関連法の事例に則して学修するとともに、関係機関等の見学実習を行います。