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令和7(2025)年司法試験の合格発表を受けて ~法科の中央~
2025年11月14日
11月12日(水)に令和7(2025)年司法試験の合格発表があり、全体での合格者は1581名でした。
中央大学法科大学院は、合格者数が77名で全国5位となりました。
全国順位※ 1位 京都大学(77.78%)
2位 東京大学(69.91%)
3位 慶應義塾大学(62.91%)
4位 中央大学(60.82%)
5位 一橋大学(57.75%)
私大順位※ 1位 慶應義塾大学
【2位 中央大学】
3位 早稲田大学
※受験者数50名以上の法科大学院
・中央大学の結果
受験者 97名 (既修83名、未修14名)
合格者 59名 (既修54名、未修5名)
合格率 60.82%(既修64.8%、未修60.0%)
他に、予備試験資格の合格者が3名在籍しているため、3年次生102名のうち62名が合格をしました。
昨年度と比べるとやや減少したものの、
全体として難化が指摘される今年度においても、安定した結果を示しています。
今年度は全国的に、多くの法科大学院で初受験合格率が昨年度から低下し、
初受験層にとっては厳しい受験環境となりましたが、本学の合格率は堅調に推移しています。
在学中受験が主流となっているなか、在学中受験合格率は各法科大学院の教育力を示す最重要の指標といえます。
中央大学では、基礎の徹底から答案作成力の強化までを段階的に積み上げる学修体系を整え、
日々の演習・丁寧なフィードバックによって、司法試験に対応し得る実力を確実に形成することを重視してきました。
今年の結果は、この学修サイクルが確かな効果を発揮し、在学中受験でも安定して成果を残せる環境が整っていることを示しています。
[これまでの本法科大学院の初受験合格率の推移について]
法科大学院修了受験資格制度が始まった2006年新司法試験以降、初受験合格率の最高値を出した年は、2008年の65.4%でした。今年の初受験合格率は多くの法科大学院が合格率を下げた中、本学は60%以上を堅調に維持し、過去3位の結果となりました。
[上位5校]※受験者数50名以上の法科大学院(法務省公表資料に基づく)
1位 京都大学 71.08%
2位 東京大学 63.52%
3位 慶應義塾大学 57.81%
4位 中央大学 55.91%
5位 早稲田大学 55.19%
2024年度3年次在籍者については、87名中69名(79.31%)が在学中または修了1年目以内に合格しています。
1位 早稲田大学 44.8%
2位 中央大学 44.4%
3位 東京大学 36.5%
4位 東北大学 31.3%
5位 神戸大学 30.8%
本学未修コースは、昨年度に全国第1位を記録しており、2年連続で全国トップクラスの合格実績を達成したことになります。