令和6（2024）年司法試験の合格発表を受けて ~法科の中央~

11月6日（水）に令和６（2024）年司法試験の合格発表があり、全体での合格者は1592名と、昨年より189名の減少が見られました。

中央大学法科大学院は、合格者数が83名で全国5位となりました。

■初受験（在学中受験）合格率

全国順位※　１位　慶応義塾大学（72.4％）

　２位　東京大学（68.8％）　

　　　　　　３位　京都大学（67.2％）

　　　　　　４位　一橋大学（65.3％）

　　　　　５位　中央大学（64.2％）

私大順位※　１位　慶應義塾大学　

　　　　　【２位　中央大学】　

　　　　　　３位　早稲田大学

※受験者数100名以上の法科大学院

・中央大学の結果

受験者　 81名 (既修71名、未修10名)

合格者　52名 (既修46名、未修6名)

合格率　64.2%(既修64.8％、未修60.0％)

他に、予備試験資格の合格者が5名在籍しているため、3年次生88名のうち57名が合格をしました。

多くの法科大学院の合格率昨年比が低下するなか、本学は5ポイントも増加する結果となりました。合格者数と合格率の順位も第5位（※）と昨年の結果を維持・向上させています。

（昨年：合格者数6位、合格率5位）

さらに、東大、京大、一橋大の合格率と比較しても僅差となり、「法科の中央」としての存在感を強く示しています。

※受験者数100名以上の法科大学院

［これまでの本法科大学院の初受験合格率の推移について補足］

法科大学院修了受験資格制度が始まった2006年新司法試験以降、初受験合格率の最高値を出した年は、2008年の65.4％でした。今年の初受験合格率は過去2位となる64.2％の結果となりました。

■在学中受験＆修了1年目受験合格率

［上位5校］※受験者数100名以上の法科大学院

１位　慶応義塾大学大学　71.0%

【２位　中央大学 63.7%】

３位　一橋大学 59.8%

４位　東京大学 59.3%

５位　京都大学 58.8％

■ 未修・在学中＆修了1年目受験合格率

【１位　中央大学 66.7%】

２位　大阪大学 41.7%

３位　同志社大学 37.5%

４位　九州大学 35.3%

５位　神戸大学 31.3％

法科大学院での3年間という学びで高い司法試験合格率が出たことから、学生の学びへの熱意・取り組みはもちろんのこと、本学の学びの環境の豊富さと教育の質も優れていることを示す結果となりました。

■ 5年一貫型選抜入学者の合格実績

2023年度の5年一貫型選抜入学者のうち、受験資格を有した12名の受験のうち、10名が合格しました。