（キャリアサポート）司法修習セミナー【検察修習】を開催しました

中央大学法科大学院では、「リーガル・キャリア・サポート委員会」を設置し、組織的にキャリアサポートに取り組んでいます。

法科大学院の事情に精通した専属のキャリアコンサルタントによる様々なサポートや、法科大学院生のキャリア支援に特化したセミナーなどを実施しています。

司法研修所から５名の検察教官をお迎えし、9月16日（土）に司法修習セミナーを開催しました。

セミナーでは、現職の検察教官から、検察修習全般のほか、検察業務（業務一般、捜査公判の体験談等）、検事のキャリアパス、検事任官に関し留意すべきことなど、皆さんが関心を持たれるであろう事柄について具体的に教えていただきました。
また、実際の事件を題材にして、どのような捜査をするべきかを皆さんとともに考える参加型の企画や、グループ分けの上、皆さんが関心を持たれた点を経験豊富な検察教官に直接質問することができる座談会も行いました。


〈当日に講師兼コーディネーターを務めた現役の検察官であり、法科大学院の教授でもある中村浩太郎先生からのメッセージ〉
検事志望の方は勿論のこと、そうでない方においても、ロースクール生の皆さんにとって、検察についての理解を深めておくことは非常に有益ですし、修習や検事任官の実際も含め、これらを現職教官から直接聴き、質問できる機会はめったにありません。
今回のセミナーには学部生の皆さんも含めたくさんの方に参加していただき、皆さん、積極的に検察教官に質問するなど、活気あふれるセミナーとなりました。全体としてもっと時間をとってほしいとの意見もあったくらいです。
参加された方にとって、今回の司法修習セミナーはとても有用な機会だったと思います。

本年度中に再度、検察教官をお招きして司法修習セミナーを開催する予定ですので、特にロースクール生の皆さんには、奮って参加をしてもらいたいと思っています。