ロースクール

対面(面接)とリアルタイム配信を併用した授業の実施――withコロナの時代における中央大学法科大学院の新たな挑戦

2020年09月29日

「ハイブリッド型」で刑法Ⅱの授業を行う井田良教授

 今般のコロナ禍において、中央大学法科大学院では、在学生の多様なニーズに応えるため、2020年度後期より、原則としてすべての授業について、教室で受講する対面(面接)授業と、自宅等で授業の同時配信を受けて参加するリアルタイム型オンライン授業を併用する「ハイブリッド型」で実施することといたしました(ただし、一部、科目特性を考慮して対面に限定した授業[実務科目等]またはリアルタイム型オンラインに限定した授業も行われています)。

教室備え付けリアルタイムオンライン授業設備・マイク消毒用スプレー等

 各教室に備え付けられているPCに、新たに板書も撮影できるWEBカメラ、また、教室内マイクと併用しながら音声を拾うことができるピンマイクを接続して、リアルタイム配信が容易に実施できる環境を整えました。

非接触型の自動検温器

 また、対面(面接)授業に参加する院生が安心して学修できるように、キャンパス建物の正面玄関に非接触型の自動検温器を設置して37.5℃の発熱が認められる場合には建物への入館をお断りするほか、教室内でディスタンスを確保し、授業で使用したマイクをその都度消毒する等、徹底したコロナウィルスの感染予防対策を行っています。

 さらに、対面(面接)で授業を受ける学生がキャンパス内で安心して学修に取り組めるよう、十分な間隔をとり、さらに定期的な換気を実施する等、必要な感染予防対策を施したうえで、全学生が固定席で学修できる自習室の利用を再開しました(同じ校舎内で司法試験合格へ向けた学修を続けている法務研修会員〔本学修了生〕についても、同様に自習室の利用を再開しました)。


 中央大学法科大学院は、withコロナの時代を見すえて、在学生と修了生が安心して充実した学修をすることができるように全力でサポートするとともに、これからも新たな挑戦を続けてまいります。