ビジネススクール
マーケティング戦略論において株式会社ヤッホーブルーイング 稲垣聡氏・本田敏也氏による講演を実施
2023年11月29日
●概要
2023年10月14日(土)、中央大学ビジネススクール(CBS)MBAプログラム 必修科目「マーケティング戦略論」(担当 松下光司教授)において、株式会社ヤッホーブルーイング 稲垣 聡氏・本田敏也氏をお招きし、講演を実施しました。なお、稲垣氏は、CBSの修了生でもあります(8期、2017年3月修了)。
講演のなかでは、稲垣氏から、ビール業界を取り巻く環境とヤッホーブルーイングのマーケティング戦略の全体像が紹介されました。続いて、本田氏からは、ECサイトを通じたチャネル政策やコミュニケーション政策が紹介されました。
ご講演に続き、参加者から、関連する質問が次々と出されました。自社の戦略を念頭におきながらの質問も多く、非常に実践的な質疑応答となりました。
<受講生の感想>
自社ECの戦略は大変興味深く拝聴しました。マルチエントランス型の設計など具体的な部分も聞けて自社にも活かしていきたいと思いました。
事業の成長、顧客の成熟とともに変化する状況に対して、どこは頑なに、あるいは時には意固地でもいいと守り続け、それぞれの活動の真の目的を忘れずブレずにやり続け、どこをばっさりとトレードオフするのか、そういった判断のヒントをいただいたように思います。大変ためになりました。私が、自社の方向性の迷いの中で、こうでなければならない、これが自社の価値提供だから、そこに立ち返らなければと思っていたことは、変化する顧客と顧客ニーズに対応していないものだったのかもしれません。早速週明けマーケティング会議したいと思います!ありがとうございました。
戦略の根底にトレードオフという考え方を入れていることは、とても納得感のあるものであった。全てを良しとして考えるのではなく、何かを得る際には失うものを考えながら最善の道を探ることは、生産性という視点でとても重要な要素と感じます。
●CBSについてもっと知りたい方へ
マーケティング戦略論は、CBSの必修科目の一つです。実際の企業事例を用いたディスカッションの形式によって、マーケティングの基礎事項が学べるように設計されています。
CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/