ビジネススクール学びの特徴

DBAコースとは

DBAコースとは、Doctor of Business Administrationの略で経営管理の博士学位を指します。
本博士後期課程では、環境の変化と社会的な要請を重視しながら、実践的で応用性の高い研究に積極的に取り組み、創造力と実行力に富んだ高度専門職業人・専門職実務家教員の養成に主眼をおいています。

理念・目的

ビジネス科学専攻は、ビジネスパーソンを主な教育対象とします。激しい変動を繰り返す日常業務を通して各自を悩ませているテーマを解決するためには、「総合化のためのフレームワーク」を"受け身"で学習するだけでは不十分であり、「自ら、より優れたフレームワークを創出する」ことが必要となります。
そのため、ビジネス科学専攻では、ビジネスパーソンたちが、科学的な方法を用いて、新たな理論を構築することで、実務に応用できる新たな知識の創造を目指しています。

教育課程

MBAの先にDBA(博士後期課程)がある

平日夜間・土曜日・日曜日開講で無理なく通学

働きながら研究できる時間割となっており、キャリアの中断なく学位の取得が可能です。授業は、セメスター制(半期)で行われ、1科目90分1コマを15週間で受講し2単位となります※が、論文執筆がメインとなりますので、自分のペースで無理なく研究を行うことができます。

※「研究指導」のみ、通年で授業が行われ、1科目90分1コマ30週4単位となります。

後楽園キャンパスにて授業を実施

各方面の勤務先からのアクセスに対応可能な後楽園キャンパスで授業を実施します。東京駅から、最寄りの後楽園駅(徒歩5分)までは、地下鉄でわずか8分です。

リサーチメソッドや多彩な講義科目が論文執筆に必要な知識をサポート

3年間で博士論文を執筆するためのカリキュラムや指導体制を用意しています。
リサーチメソッドを1年次の前期に履修することにより、博士論文の研究基礎を学ぶことができます。

教育課程(カリキュラム)

授業は、セメスター(半期)週1時限2単位、科目によってはミニセメスター(4半期)週2時限2単位による開講あり、研究指導は通年週1時限4単位 授業は平日夜間・土曜・日曜

修了要件

戦略経営研究科ビジネス科学専攻(博士後期課程)の修了の要件は、3年以上在学し16単位以上を修得し、必要な研究指導を受けたうえ、「博士論文」の審査および最終試験に合格することです。戦略経営研究科教授会の議を経て、博士学位を授与します。

授与される学位

本研究科博士後期課程を修了した者は、博士(経営管理)[DBA]もしくは博士(学術)[Ph.D.]の学位が授与されます

ビジネススク-ルの専任教員が博士論文の指導を担当

ビジネススク-ル(MBAコース)で教鞭を執る専任教員※が博士論文作成の指導を行うことで、ビジネススク-ルでの教育・研究の成果が博士論文作成に活用されます。 ※一部教員を除きます。

入学から修了(学位取得)まで

高度な科学的分析と新たな理論を通じて高度職業人・実務的研究者を養成する

中央大学ビジネススクールのDBAコースでは、働きながら3年間で博士学位を取得するためのプログラムを用意しています。

養成する人材像

  • ゼネラル・マネージャー(トップ及びミドル)
  • 経営戦略、マーケティング、組織開発、人材育成、ファインナンス、企業法務部等の指導的スタッフ
  • 経営意思決定をサポートする戦略会計技法に精通した職業会計人(公認会計士、税理士)
  • 企業等の経理・財務責任者、及び経営法務の領域について高度に専門的な知識と能力を備えた企業の法務部員ならびに企業内弁護士、さらには、企業の意思決定をサポートする経営法務を専門とする弁護士など
  • 専門職大学院等において教育に従事する実務家教員など

論文執筆のプロセス

「博士論文」作成にあたっては、標準修業年数(3年)での論文完成を目指すために、1年次から指導教授の指導により、「研究指導Ⅰ」(1年次配当)、「研究指導Ⅱ」(2年次配当)、「研究指導Ⅲ」(3年次配当)、の3科目12単位を履修する必要があります。「博士論文」を作成するためには、査読論文を執筆したうえで、2年次に実施する、博士学位候補資格認定試験に合格する必要があります。なお、標準修業年限(3年)で修了を予定する場合の研究指導については、下記の流れで行います。

DBAコース(ビジネス科学専攻)入学から学位取得まで

教育実績

これまでの博士学位論文

  • 「企業変革による競争優位性の再獲得と持続のメカニズム」木村 剛
  • 「非上場株式に関する相続税・贈与税の問題点-応能負担原則からの考察と分離型の導入-」平野 秀輔
  • 「ダイナミック環境下での既存企業における新規ビジネスの成功要因の分析フレームワークの構築」千歳 学
  • 「財務情報とサステナビリティ情報が企業価値に与える影響について」中村 政美
  • 「ショールーマーとリバース・ショールーマーの情報探索と購買プロセスに関する考察」 吉井 健
  • 「企業資産に着目した戦略的ICTの効果創出メカニズムに関する研究-戦略プログラムとしての戦略的ICTの効果創出モデルと戦略的ICT投資評価方法の構築-」上岡 恵子
  • 「保険業の健全化規制に関する我が国への影響について-国際保険資本規制導入に伴う保険業法の改正の検討-」金澤 暢義
  • 「プロ・サッカーリーグの成長メカニズム-プロ・サッカーリーグが創出するビジネス・エコシステム戦略-」大井 義洋
  • 「ダイバーシティ・マネジメントに適合する人事管理 -日本の大企業に関する実証研究-」酒井 之子

これまでの研究年俸

戦略経営研究科の研究年報は下記のサイトに掲載しております。

こ在学生・修了生インタビュー

職業人としての競争力を高めるためにDBAにチャレンジ


松浦 由美子 2018年4月 DBA入学
ヘルスケアスタートアップ

人文系の大学院の博士前期課程を修士でドロッアウトして就職の道を選んだ私にとって、学究生活はとにかく厳しくつらいもの、当時の自分は「何のために」「どんな立場で」研究したいのか確信が持てずにいました。社会人となってからは、それなりの成長を実感しつつも、キャリアにおいては心から望む自分になりきれていないこと、一方でこのままでは「今の延長線上の未来」しか描けないことに気づき、それを乗り越える力を得るためにCBSへ。極めて見識が深い先生方や学友との出会いを通じて、自分の信じていた世界や価値観がいかに狭いものかを思い知ると同時に、視野が開けた気がしました。
(博士=大学教授ではなく)私は、あくまでも職業人としての競争力を高め、その後のキャリアの選択肢を豊かにする上でも、DBAというチャレンジに意味があると考えました。当代一流の先生方に、自分の書いたものや考えたものを講評いただき、指導を授かる。こんな贅沢な学びがあろうかと、日々感謝の気持ちでいます。