ビジネススクール

CBS修了生(13期)の柴本祥之さんが朝日新聞の連載「凄腕しごとにん」で紹介

2023年06月30日

●概要

朝日新聞夕刊「凄腕しごとにん」は、こだわりを貫いて独自の成果を達成した実務家を紹介する連載です。この連載 (6月26日夕刊掲載)で、中央大学ビジネススクール(CBS)第13期(2020年4月入学)の修了生の柴本祥之さんが紹介されています。

記事では、2001年に入社した柴本さんの経歴と共に、仕事の中で気付いた疑問や課題感が述べられています。その上で、自らが中心となって作りあげた精巧な背骨の模型パーツの独自性と有用性が紹介されています。
社会の高齢化に伴い、椎間板ヘルニアなどの背骨のトラブルは増えており、それを治すためには手術をする場合があります。医師は手術トレーニング (ハンズオン・トレーニング)を積んで手術に臨みますが、トレーニングで用いられる模型を精巧に、過去の症例にあわせて作成することが、質の高いトレーニングを可能にします。そこで、柴本さんはCTデータを活用しつつ、長年の経験も活かし、独自の方法で優れた模型を作る方法の確立し、新規事業提案にまで結びつけました。さらに、仮想現実 (VR)との組み合わせを視野に入れて、手術トレーニングの将来も展望しています。

 

●記事URL
https://www.asahi.com/articles/ASR6R5VL3R6NUTFL01D.html

●CBSについてもっと知りたい方へ
プロジェクト研究は、2年間の集大成を作り上げる必修科目で、CBSが提供する講義のオリジナルに位置づけられています。6名程度の学生を、1名の専任教員が指導することで、オリジナルの成果物を作成していきます。受講生はその関心に応じて、学術志向の成果物(論文)か、実務に直結した成果物(事例分析や事業計画書など)かを選ぶことができます。
「凄腕しごとにん」の記事で取り上げられた柴本祥之さんの取り組みは、プロジェクト研究を通じて論文にまとめられ、論文は2022年3月期の優秀賞に選ばれました。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/award/

なお、プロジェクト研究は、CBSの「価値ある講義:「スタンダート」と「オリジナル」が生み出す「CBSクオリティ」」の一部です。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/three_charm/