ビジネススクール

経営戦略論において、株式会社TBC監査役の吉川哲也氏による授業内講演を実施

2023年05月19日

●概要
2023年5月13日(土)、中央大学ビジネススクール(CBS)MBAプログラム 必修科目「経営戦略論」(担当:生稲史彦教授)において、株式会社TBC監査役の吉川哲也氏をお招きし、講演を実施しました。

「体験的DX論―損害保険会社勤務の経験から導出されるDXに関する持論」というテーマで、吉川氏ご自身のDX (デジタル化の取り組み)を中心とした実務経験、経験から導き出された持論や教訓についてお話を賜りました。営業の現場で得た課題感や気付きに基づいて、本社で実行した業務改革、システムの導入やペーパレス化、キャッシュレス化などが取り上げられました。さらに、変革を実現するため姿勢や考え方についても教えて下さいました。受講生とも活発な質疑応答が行われ、現在多くの企業が進めているDXを実例ベースで考え、議論する機会となりました。 

●受講生の感想

吉川さまのご経験、取り組み、信条のようなものが伺え、多くの気づき、学びをいただきました。

吉川さんのお話には臨場感があり、自分事としてとらえることができました。

実業で実践されてこられた方の気づきを聴くことで、学んできたことの裏付けや補強ができ、たいへん刺激を受けました。

大手企業でCIOまで上り詰めた吉川様の取り組みやお考えをざっくばらんにお話頂けたのが非常に興味深かったです。まさにチェンジリーダーというべき方だと感じました。

高い志をもって40年以上にわたってチャレンジを続けてこられた吉川様の体験談とあふれる人間味から、「チェンジリーダー」の実像に迫ることができたと感じた。自らの失敗経験も含めて赤裸々にお話しくださる吉川様の講義から、「リーダーの謙虚さ」を感じることができた。

DX推進ついて、自身の現在の業務につながる事柄でしたので非常に教務深く拝聴させていただきました。

DX自体というよりは業務改革のプロセスが段階的に分かったので良かった。
 

●CBSについてもっと知りたい方へ
「経営戦略論」は、経営戦略の基礎理論と実践の方法論を学び、「戦略経営」を実践するチェンジリーダーとなるための基礎を作る必修基礎科目です。理論を学ぶだけでなく、戦略経営の実践を「生きたケース」から学ぶために、経営者・経営幹部による講演が全7回の講義中必ず1回は設けられています。

CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/


今回の講演は、南甲倶楽部のご高配により実現しました。南甲倶楽部は中央大学出身の経済人による交流会であり、中央大学ビジネススクールは設立時より南甲倶楽部より多大なるご支援を頂いています。

南甲倶楽部の詳細は、以下のリンクをご覧ください。
https://nanko-club.jp/