
6月末、EUとホンジュラスより、ニホンウナギを含むウナギ属魚類全種をワシントン条約の付属書IIに掲載し、国際取引を規制する提案が条約事務局へ提出されました。本説明会では、ワシントン条約の仕組み、提案の内容と背景、ウナギ属魚類の現状、今後のスケジュールなど、ウナギとワシントン条約について、わかりやすく説明します。
【スピーカー】
• 海部健三(中央大学 教授) 東京大学農学生命科学研究科(保全生態学研究室特任助教)などを経て2021年より現職。ウナギの保全と持続的利用を目指し、保全生態学の視点から研究を行う。著書に「ウナギの保全生態学」(共立出版)、「結局、ウナギは食べていいのか問題」(岩波書店)、「日本のウナギ 生態・文化・歴史と保全」(山と溪谷社)など。

• 白石広美(中央大学 研究員) WWFジャパンプログラムオフィサー(野生生物取引・水産担当)、NGO「トラフィック」ヨーロッパオフィス・プログラムオフィサー(野生生物取引調査)などを経て2022年より現職。フィリピンでのウナギ保全プロジェクトや、ワシントン条約のウナギ類の報告書作成にも従事。
【参加対象】 メディア(個人・組織は問いません)
【日 時】 2025年7月25日(金) 10:00–12:00
【場 所】 中央大学 茗荷谷キャンパス 3階 3N04号室(〒112-8631 東京都文京区大塚1-4-1)
【定 員】 対面:30名 オンライン配信:100名
【参 加】 事前申込制、下記URLからGoogleフォームにアクセスし、お申し込みください。(対面の参加は定員に達し次第、締め切ります。ご了承ください)
https://forms.gle/1KeESFXbv6qJXgAt5
【お問い合わせ先】 ※「アット」を「@」に変換して送信してください。
中央大学法学部 海部 健三 E-mail:kkaifu001t[アット]g.chuo-u.ac.jp
<広報に関すること>
中央大学 研究支援室 E-mail: kkouhou-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp
詳細は、「プレスリリース」をご覧ください。
なお、海部研究室ホームページ( https://kaifu-lab.r.chuo-u.ac.jp/wp/ )ではワシントン条約とウナギ貿易規制に関する解説を公開しています。提案書本文の和訳もあります。ぜひ、ご覧ください。
また、海部研究室が取り組む研究内容について興味をお持ちの方は、下記もご覧ください。