中央大学法学部の海部 健三教授は、「理科基礎」検討研究グループが主催するシンポジウム「第2回 高等学校理科の次期カリキュラムを構想しよう!-次期学習指導要領に向けて高等学校理科の必履修科目を考える-」に登壇します。同グループは、JSPS科研費22H01071「STEAMの理念を取り入れた総合的・基礎的な理科必修科目に関するカリキュラム研究」(研究代表者:縣秀彦(国立天文台))のメンバーにより編成され、海部教授は、この研究分担者です。
【開催概要】
シンポジウム 第2回「高等学校理科の次期カリキュラムを構想しよう!」
-次期学習指導要領に向けて高等学校理科の必履修科目を考える-」
◆主催: 「理科基礎」検討研究グループ
◆日時: 2025年(令和7年)10月5日(日)13時00分~17時30分(予定)
◆会場: 中央大学茗荷谷キャンパス3階 3BIG(3W01+3W02)教室
(東京都文京区大塚1-4-1) 東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」下車徒歩1分
◆プログラム
12:30 受付開始
13:00~13:15 趣旨説明 縣 秀彦(国立天文台)
13:15~13:30 未実装のカリキュラムを評価する:簡単なレビューを踏まえて
日隈脩一郎(東京大学)
13:30~14:15 (仮題)3つのカリキュラム案の評価 海部健三(中央大学)
14:15~14:30 休憩
14:30~16:00 修正された3つのカリキュラム案の提案
1. 現行学習指導要領からの移行のしやすさを重視した「理科A+理科B型」案
亀田直記(京都教育大学)
2. 分野間・教科間の連携や課題解決を重視した「統合科学」案
都築 功(元東京都教職員研修センター)
3. 科学の基本的な見方や概念、生徒主体の視点を取り入れた「1,2分野・探究」案
今井 泉(岐阜聖徳学園大学)
16:00~16:15 休憩
16:15~17:30 総合討論(パネルディスカッション)
17:30 終了予定
詳細は、「理科基礎」検討研究グループのウェブサイトをご覧ください。
また、海部研究室が取り組む研究内容について興味をお持ちの方は、下記もご覧ください。
- 「+C」Researchers記事「ウナギの保全と持続的利用を実現する」
- 世界規模で絶滅危惧種のウナギ消費の実態を把握 DNAバーコーディングと生産・貿易データを組み合わせた分析により「どの国・地域で」「どの種のウナギ」が消費されているのかを解明
- 法学部 海部研究室主催:ワークショップ「現場型ウナギ種判別技術の実用可能性」を開催(2025年7月23・24日 )
- 国内の小売店流通のウナギ加工品の種を同定 ~日本で販売されているウナギ蒲焼、約4割がアメリカウナギに〜
- WWFジャパンと中央大学、ウナギの取引と流通の最新動向をまとめたファクトシートを共同発表
- News「日本政府によるウナギ資源管理について市民が望む政策 ~仏・研究機関と共同で調査」(2024年8月1日)
- プレスリリース「国際協力によりシラスウナギ漁業のステークホルダー参加型の資源評価が可能に 〜インドネシア、ジャワ島における調査研究〜」(2024年3月29日発表)