研究

「浄水場ビッグデータを活用したかび臭濃度予測ソフトの開発に関する調査事業」が令和7年度 AB-Crossプロジェクトに採択されました

2025年06月20日

 国土交通省が実施する「上下水道一体革新的技術実証事業(AB-Crossプロジェクト)」※1において、前澤工業(株)、中央大学、北海道科学大学からなる共同研究体が提案した「浄水場ビッグデータを活用したかび臭濃度予測ソフトの開発に関する調査事業」が令和7年度FS調査※2に採択されました。

 この事業では、水道の原水に含まれるかび臭物質を含む数項目の原水水質データを入力データとしてLSTM(長・短期記憶)を用いて3時間後のかび臭濃度を常時予測するソフトを開発し、実用化を検討します。

※1 上下水道一体革新的技術実証事業:水道革新的技術(A-JUMP技術)と下水道革新的技術(B-DASH技術)を横断(Cross)する上下水道一体の技術実証事業であり、水道に関する革新的技術、下水道に関する革新的技術に加えて、両者を横断する上下水道一体の革新的技術を対象としたものです。
※2 FS調査:Feasibility Study(導入可能性調査)

実証事業名
  「浄水場ビッグデータを活用したかび臭濃度予測ソフトの開発に関する調査事業」

事業実施者
  前澤工業(株)、中央大学、北海道科学大学 共同研究体

実証事業の概要
   浄水場ビッグデータを活用したかび臭濃度予測ソフトの開発に関する調査事業