本学理工学部電気電子情報通信工学科助教 李 恒らの研究原著論文が『Advanced Materials Technologies』誌のFrontispiece(扉絵イメージ)に選定されました。
詳細は下記の通りです。
〇 論文内容
題 目: | Multi Computer Vision-Driven Testing Platform: Structural Reconstruction and Material Identification with Ultrabroadband Carbon Nanotube Imagers |
著 者: | Daiki Shikichi, Raito Ota, Miki Kubota, Yuya Kinoshita, Noa Izumi, Mitsuki Kosaka, Tomoki Nishi, Daiki Sakai, Yuto Matsuzaki, Leo Takai, Minami Yamamoto, Yuto Aoshima, Ryoga Odawara, Takeru Q. Suyama, Hiroki Okawa, Zhenyu Zhou, Tomoya Furukawa, Shota Wada, Satoshi Ikehata, Imari Sato, Yukio Kawano, Kou Li |
掲載情報: | Advanced Materials Technologies 10, 7, 2401724, 2025. |
掲載日(Frontispiece): | 2025年4月4日 Advanced Materials Technologies 10, 7, 2570040, 2025. |
備 考: | 具体的な研究内容に関しては、2025年2月19日に公開した、下記の中央大学と国立情報学研究所との共同プレスリリースをご覧ください。 「眼に見えない光を操り、影と透過像から非破壊3D検査応用を実現 カーボンナノチューブセンサによるミリ波–赤外帯コンピュータビジョン」 |
〇 『Advanced Materials Technologies』誌・Frontispieceについて
『Advanced Materials Technologies』は、Wiley社により刊行される査読付き国際学術誌・科学誌で、先端材料を基軸とする高品質なテクノロジー・サイエンス研究が収録されています。
Frontispieceには、同誌の中でも科学的・技術的な観点から特にスポットライトを浴びている論文が選定され、Volume毎に専用のイメージページが設けられます。
〇 李 恒 助教のコメント
この度の研究ハイライトに際し、身に余る光栄に存じます。「先端材料を基軸とするテクノロジー・サイエンス」は、私の研究の根幹を成す領域であります。同分野ならびに本学の研究・教育発信に微力ではございますが引き続き貢献できますよう、上記ハイライトを励みに今後も誠心誠意取り組んでまいります。これまでに取り組んできた内容の成果、そして今後の発展性を高く評価していただいた形になりますが、私1人では決してこの様な栄誉にあずかることはありませんでした。特に本論文は本学の卒業生:敷地 大樹君(研究当時:理工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 修士課程)、太田 頼斗君(研究当時:理工学部 電気電子情報通信工学科)、そして現・理工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 修士課程の久保田 実樹君らが中心となり、弛まぬ努力で結実させてくれた成果となります。河野 行雄先生(理工学部 電気電子情報通信工学科)や産業技術総合研究所・鈴木 大地博士をはじめとする長年にわたる共同研究者の皆様方、また本成果にてコラボレーションいただきました国立情報学研究所の佐藤 いまり先生、池畑 諭先生、須山 孟様(兼 総合研究大学院大学)を中心とするグループの皆様方、更に電気電子情報通信工学科の先生方・スタッフ様をはじめ、日頃から校務にてご指導いただいております理工学部の皆様方に厚く感謝を申し上げます。そして、日々、失敗や困難が続いても粘り強く積み重ねた創意工夫で強い当事者意識によりしっかりと研究を支えてくださっている当グループの皆様方(学生、技術支援員様、事務支援員様)、最後に最大の支えである家族に心より感謝を申し上げます。
