理工学部教授 三苫 好治は、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、「JST」)が公募する戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)のAJ-CORE (Africa-Japan Collaborative Research) において、「地球環境科学(Environmental Science)」分野に関する新規の国際共同研究課題として採択されました。採択課題名は、「アフリカにおける持続可能性への挑戦:ナノカルシウムを用いた汚染土壌の浄化とエコ肥料および高強度コンクリートへのリサイクル(SCA‐CEFC)」です。
AJ-COREは、日本-南アフリカを核とする3ヶ国以上の日・アフリカ多国間共同研究プログラムです。日本側はJST、南アフリカ側はNational Research Foundation (NRF) が支援します。
日本・南アフリカに加え、その他のアフリカ諸国の研究者がコンソーシアムに参加し、地域課題解決に資する協力分野において協働します。コンソーシアムには自然科学者のみならず人文・社会科学者、企業・NGO・市民などの多様なステークホルダーも参加を推奨し、社会実装を支援します。
三苫教授は、このAJ-COREの支援を通じて、南アフリカ・エチオピア・ベナン・インドネシアとの共同研究を推進し、極めて省資源・省電力な土壌浄化手法を構築し、かつ再資源化による廃棄物量の削減を図ろうとしています。
プロジェクトの詳細は、JSTのプレスリリースをご覧ください。